2023.02.09

【FE名古屋vs横浜BC】ともに連敗脱出をかけた初対決…フリースローを確実に沈めたほうに勝利が傾く

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

ファイティングイーグルス名古屋vs横浜ビー・コルセアーズ(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)
GAME1:2月11日15時5分 GAME2:2月12日15時5分

 第18節から勝利が遠のいているファイティングイーグルス名古屋は前節、ホームで秋田ノーザンハピネッツと対戦した。初戦は各クォーターを10点台に抑え込まれ、最終スコア55-74で完敗。40分間で21本放った3ポイントシュートは、一度もリングをくぐらなかった。翌日も白星をつかみことができなかったものの、5点差で決着。GAME1で不発に終わった3ポイントは10本沈め、リバウンドでも秋田よりも5本上回った。連敗脱出まであと一歩まで迫った経験を活かし、中断期間前の2連戦で待望の勝利なるか。

 その相手となるのが、中地区2位に位置する横浜ビー・コルセアーズだ。横浜BCは前節、ホームで千葉ジェッツとの地区首位対決に挑んだものの、結果は2連敗。GAME1は75-98、GAME2は82-93で敗れ、2試合を通じて第1クォーターで「30」を超える失点を喫した点が悔やまれる結果となった。今節、まずは立ち上がりで先手を取られないことが勝利への絶対条件。負傷したキング開の穴を誰が埋めるかにも注目が集まる。

 前節のFE名古屋のフリースロー確率を見ると、GAME1が21分の13、GAME2も17分の8と振るわなかった。対する横浜BCも、第21節終了時点でのフリースロー成功率がわずか59.7パーセント。これはB1全体で最も低い数字であり、今後の地区優勝争いに向けても致命傷になりかねない。ともに連敗脱出がかかる両者の初対決は、与えられたチャンスを確実にものにしたチームに勝利が傾くだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

・横浜BC(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
河村勇輝
赤穂雷太
森川正明
チャールズ・ジャクソン
大庭岳輝
デビン・オリバー
森井健太
キング開
松崎裕樹
須藤昂矢
平岡勇人 ※ユース育成特別枠
エドワード・モリス

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