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『B MY HERO!』
勝負所で長距離砲を射抜いた河村[写真]＝B.LEAGUE
2月11日、B1リーグ第22節が各地で開催され、横浜ビー・コルセアーズがファイティングイーグルス名古屋と対戦した。
重苦しい立ち上がりになった横浜BCは、中盤からデビン・オリバーの個人技などで徐々にペースを上げていく。河村勇輝も鋭いキックアウトでオリバーの長距離砲をアシストし、残り約30秒には森川正明もピックプレーから3ポイントシュートをヒット。23－21と2点リードで最初の10分間を終えた。
第2クォーターは一進一退の攻防が繰り広げられ、横浜BCは須藤昂矢の高確率なシュートで応戦。終盤にかけて徐々に点差を離していくと、残り1分に差し掛かったところでパトリック・アウダがバスケットカウントを獲得。続けて河村も3ポイントシュートを射抜き、49－41と8点を先行して試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、序盤から横浜BCはアップテンポなオフェンスを仕掛けていき、点差を2ケタまで伸ばすことに成功。終盤はターンオーバーやシュートミスが重なりやや苦しい展開になったが、残り30秒でアウダがジャンパーを沈め、70－63と7点リードで最後のクォーターに突入する。
第4クォーターでもFE名古屋の反撃に苦しみ、残り2分37秒には中村浩陸のジャンプシュートで2点差まで詰め寄られる。しかしタイムアウト明けに河村勇樹が執念の3ポイントシュートを決め、タイムアップまで相手の攻撃を守り切った横浜BCが勝利を手繰り寄せ、最終スコア85－79で接戦を制した。
2連敗をストップした横浜BCは、オリバーが19得点6リバウンド3アシスト、チャールズ・ジャクソンが18得点12リバウンド、河村が17得点6アシストをマーク。惜しくも8連敗となったFE名古屋は、中村が18得点4アシスト、ジョナサン・ウィリアムズが15得点6リバウンドを挙げている。
■試合結果
ファイティングイーグルス名古屋 79－85 横浜ビー・コルセアーズ（@名古屋市枇杷島スポーツセンター）
FE名古屋｜21｜20｜22｜16｜＝79
横浜BC｜23｜26｜21｜15｜＝85
