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『B MY HERO!』
試合終了間際に同点弾を沈めた富樫［写真］＝B.LEAGUE
3月18日、各地でB1リーグ第25節が開催され、千葉ジェッツが京都ハンナリーズとアウェーで対戦した。
昨年12月14日から連勝街道に乗る千葉Jは、第1クォーターから富樫勇樹が2本の3ポイントシュートを決めると、ヴィック・ローも9得点を挙げ、19－16とわずかにリードする。続く第2クォーター、京都に4連続3ポイントを決められ、一時9点のビハインドを背負うも、富樫が2本の3ポイントを含む10得点とチームをけん引し、最後は41－38と千葉Jが逆転して試合を折り返した。
得点の奪い合いとなった第3クォーターは、リードチェンジを繰り返す展開に。京都のシェック・ディアロとジェロード・ユトフに活躍を許すも、千葉Jはローが12得点、原修太が8得点と存在感を発揮し、68－66で最終クォーターを迎える。
勝負の第4クォーター、京都に一時7点のリードを奪われるが、原の2本の長距離砲やジョン・ムーニーの得点で千葉Jがなんとか食らいつく。試合残り11秒には3点を追いかける絶体絶命の状況になるも、後半は無得点に抑えられていた富樫が巧みなドリブルでディフェンスを翻弄すると、残り1.6秒を残した土壇場で3ポイントを沈める強心臓ぶりを発揮。試合は83－83でオーバータイムへ突入した。
延長戦でも2度にわたり同点となるなど接戦が続くが、富樫、ムーニー、ローの得点でリードを守り、千葉Jが93－91で大きな勝利を飾った。
連勝を「23」に伸ばした千葉Jは、ローが28得点8リバウンド9アシスト、富樫が5本の3ポイントを含む23得点8アシスト、原が4本の3ポイントを含む19得点、ムーニーが16得点17リバウンドをマークした。
一方の京都は、ディアロが22得点12リバウンド、ユトフが19得点13リバウンド、久保田義章と満田丈太郎が11得点、マシュー・ライトが9得点9リバウンド9アシストを挙げるも、ホームでの第1戦に惜敗した。
■試合結果
京都ハンナリーズ 91－93 千葉ジェッツ（＠京都市体育館）
京 都｜16｜22｜28｜17｜8｜＝91
千葉J｜19｜22｜27｜15｜10｜＝93
