2023.03.20

川崎ブレイブサンダースが『&ONE ASSIST』で積み立てた費用でジュニア用ゴールを設置

「Ankerフロンタウン生田」にジュニア用バスケットゴールが設置された[写真提供]=川崎ブレイブサンダース
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 3月20日、川崎ブレイブサンダースが「Ankerフロンタウン生田」にジュニア用バスケットゴールを設置することを発表した。

 同クラブはSDGsプロジェクト『&ONE』の一環として、2021-22シーズンよりBリーグのレギュラーシーズンにおけるチームアシスト数に応じて算出される金額を、川崎市内の子どもたちのバスケットボール振興に活用する取り組み『&ONE ASSIST(アンドワンアシスト)』を開始した。

 今回は2021-22シーズンの『&ONE ASSIST』で積み立てた費用で、ジュニア用バスケットゴールを設置。設置場所の「Ankerフロンタウン生田」は、Jリーグクラブの川崎フロンターレが川崎市多摩区の生田浄水場用地の一部を借り受けて川崎市とともに整備を進め、2023年3月25日(土)にグランドオープンする新施設となっている。

 アシストを重視し、チーム全体で点を取って勝利するスタイルを特徴とする川崎は、2021-22シーズンにB1リーグで1位となる1353アシストを記録。この結果、135万3000円(1アシスト=1000円)が集まった。

 活用方法については、&ONEアンバサダーを務める篠山竜青と話し合い、「街中で子どもたちが気軽にバスケットボールができる環境を、日本国内でもっともっと増やしていきたい」という篠山の想いから、市内の保育施設・幼稚園へのゴール寄贈費を差し引いた111万3000円で「Ankerフロンタウン生田」へのゴールの設置を決定したとのこと。

 なお、今回設置されたのはジュニア用のバスケットゴールとなるため、小学生以下限定で利用可能となる。

 今回の発表に際し、篠山は以下のようにコメントしている。

「フロンターレさんが作った『Ankerフロンタウン生田』の中にバスケットボールができる環境を作っていただき非常にうれしく思っています。バスケの裾野を広げていくためにも、いろいろなところにバスケができる環境が作られることは幸せなことですし、フロンターレさんとこれからもお互いに協力しあって、スポーツの街として活気のある街づくりに貢献できるよう、川崎ブレイブサンダースも頑張っていきたいと思います。皆さんぜひ遊びに行ってください! 公園があってもボール遊びができないなど制限がある環境も増えていますが、子どもたちには外に出て思いきり身体を動かせる環境で思いきりスポーツを楽しんでもらいたいです!」

■バスケットゴール概要
・場所
Ankerフロンタウン生田(川崎市多摩区生田1-1-1)

・利用時間
平日:9:00~17:00
※土日、祝日は利用不可
※利用は小学生以下限定

・バスケットゴール仕様
サイズ:ジュニア(小学生以下)用

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