2023.03.21

【FE名古屋vs滋賀】高い守備力で上回りたいFE名古屋、カギはテーブス海の歯車をどう狂わせるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

ファイティングイーグルス名古屋vs滋賀レイクス(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)
3月22日19時5分

 ファイティングイーグルス名古屋がB1での20勝目を挙げた。前節はホームで新潟アルビレックスBBと対戦。GAME1は最初の10分間で12-29と主導権を握られると、試合を通じてアンドリュー・ランダルが2得点にとどまり、リバウンド争いでもチームで27本しか奪えず59-78で敗れた。しかし、GAME2では最終スコア91-67でリベンジに成功。第1クォーターで23-12と前日からの修正力を見せ、守っては相手から合計18個のターンオーバーを誘発した。オフェンスではエヴァンスルークが両軍最多の20得点をマークした。

 ホーム3連戦における最後の一戦となるFE名古屋は、滋賀レイクスを迎え撃つ。前節の滋賀は敵地で富山グラウジーズと対戦し、1勝1敗で終えた。その初戦は15本の3ポイントシュートを沈めてハイスコアゲームを制したが、GAME2では第2クォーターで23点ビハインドを背負う展開になった。そこから一時逆転に成功したものの、残り4分から再び引き離されて85-94でタイムアップ。降格争いからの脱出を狙うライバルを相手に、価値ある連勝とはならなかった。

 第11節に滋賀のホームで対戦した際は、68-59でFE名古屋に軍配。連勝を狙うFE名古屋としては、今節も高いディフェンス力を発揮して主導権を握りたい。ただ、相手は前回対戦から外国籍選手が入れ替わっており、途中加入したイヴァン・ブバデクアン・ジョーンズには警戒が必要。前節、2戦合計で23アシストを稼いだテーブス海の歯車をどう狂わすかも重要だ。

文=小沼克年

■ロスター
・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

・滋賀(HC:ダビー・ゴメス)
ケルヴィン・マーティン
テーブス海
杉浦佑成
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介
デクアン・ジョーンズ
イヴァン・ブバ
狩野祐介
湧川颯斗 ※特別指定
森山修斗
川真田紘也

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