2023.03.21

【名古屋Dvs広島】同地区のライバルが激突する好カード…名古屋Dは坂本聖芽の爆発力が必須

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs広島ドラゴンフライズ(@ドルフィンズアリーナ)
3月22日19時5分

 29勝13敗で西地区4位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと、31勝11敗で同3位の広島ドラゴンフライズがドルフィンズアリーナで激突する。第11節の対戦では、ホームの広島が80-79で接戦を制した。追う名古屋Dとしては、本拠地の後押しを力にして白星をつかみたいところだ。

 4連敗と足踏みが続いた名古屋Dだったが、前節は苦しみながらも大阪エヴェッサから連勝を収めた。GAME1では第3クォーターで29-13と上回り、8点差で勝利。続くGAME2は第3クォーター終了時点で11点ビハインドを背負った。しかし、坂本聖芽の3ポイントシュートを皮切りに試合終了残り4分から追い上げ、同1分を切った時点で90-91。最後は中東泰斗がドライブから決勝点をマークして逆転勝利を飾った。

 一方、前節の広島は敵地で茨城ロボッツに連勝した。GAME1はカイ・ソットが21得点12リバウンドの活躍を見せて最終スコア90-72。GAME2は第3クォーターに逆転されたが、第4クォーターではケリー・ブラックシアー・ジュニアが9得点、上澤俊喜が8得点をマークして4点差で競り勝った。

 欠場者が相次ぐ名古屋Dだが、大阪とのGAME1では新たに菊池真人が全治未定のケガを負ってしまった。引き続き総力戦となるなか、坂本がキーマンの1人になりそうだ。背番号60はGAME2で初の先発出場を果たし、2試合連続の2ケタ得点を挙げた。高い運動能力を活かして得点にリバウンド、ディフェンスでも躍動し、広島撃破の原動力になれるか。

文=小沼克年

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール※インジュアリーリスト
菊池真人
今西優斗 ※ユース育成特別枠
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
アラン・ウィリアムズ
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽

・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
朝山正悟
辻直人
アイザイア・マーフィー
船生誠也
ケリー・ブラックシアー・ジュニア
上澤俊喜
カイ・ソット
中村拓人
ドウェイン・エバンス
佐土原遼
ニック・メイヨ

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