2023.03.21

琉球が信州との接戦制す…松脇「前半は我慢の時間が続いた」

9得点2アシストをマークした松脇[写真]=B.LEAGUE
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 3月19日、各地でB1リーグ第25節が行われ、琉球ゴールデンキングスは敵地で信州ブレイブウォリアーズと対戦した。序盤から拮抗した試合展開が繰り広げられ、27-28と琉球が1点ビハインドで試合を折り返す。後半は琉球の3ポイントシュートが冴え渡り、信州との激しい攻防となったが、69-58で琉球が接戦を制した。
 
 桶谷大ヘッドコーチは、「信州さんの3ビッグの脅威がある中、マッチアップする選手がインサイドで体を張って守ってくれました」とインサイド陣の働きについて述べた。また、ガード陣が不在という状況だったが「自分のポジションじゃない選手がボール運びを手伝ってくれて、良いシュートを選択しようとしてくれた部分で選手に感謝したいと思います」と総力での勝利を挙げた選手たちを評価した。

 前半は琉球が追う苦しい展開もあったが、「ややターンオーバーもありましたが、ペイントタッチからのインサイドアウトが出てた部分はチームとして収穫だと思っています」と今後の課題についても明かした。「インサイドとアウトサイドの連動をチームとして引き続き精度を高めていきます」と西地区首位まであと一歩に迫る中、更なるチーム力の向上を期待させるコメントを残した。

 この試合で9得点2アシストをマークした松脇圭志は、「昨日同様、ガード陣がおらずチーム全員でカバーしないといけない状況でしたし、信州さんは前日から戦術を修正してくるチームなので前半は我慢の時間が続きました。」とビハインドで終えた前半を振り返った。「後半流れがきて、突き放せたことで勝利できたと感じています」と接戦を制した手応えを語った。

 自身のプレーに関しては「今日は信州さんがインサイドにディフェンスで寄ってくる部分をキックアウトしてシュートを撃っていく部分や、3ビッグの時間帯で、信州さんのビッグマンにディフェンスでマッチアップする役割を任せてもらったと思っています」と役割を述べた。「小さい選手、大きい選手に関わらず、誰でも守れるように引き続きディフェンスから頑張りたいと思います」と今後の課題についてもコメントした。

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