2023.03.28

金城茂之氏が古巣琉球ゴールデンキングスでの永久欠番セレモニーに参加「本当に感謝したい」

背番号「6」が永久欠番となった金城氏(中央)と桶谷HC、岸本(左から) [写真]=B.LEAGUE
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 琉球ゴールデンキングスは、3月26日の仙台89ERS戦終了後に金城茂之氏の永久欠番セレモニーを実施した。

 地元・沖縄県出身の金城氏は現在38歳。2007年に当時bjリーグに所属していた琉球へ入団すると、プロ1年目から主力として活躍した。2008-09シーズンにはチーム史上初の優勝に貢献するとともに、自身はMIP賞を受賞。3度の優勝を経験し、2018-19シーズンをもって琉球を退団した。その後、2シーズンを過ごした仙台で2020-21シーズンをもって現役を引退し、アシスタントコーチ兼スキルコーチ就任に就任。キャリアの多大なる功績を讃えられ、背番号「6」が琉球の永久欠番となった。

 セレモニーでは、4シーズンをともに戦った与那嶺翼(現琉球ゴールデンキングスU18ヘッドコーチ)が金城氏へ花束を贈呈。琉球の桶谷大HC、岸本隆一からも金城氏への祝辞と感謝の意が述べられた。

 最後の登壇挨拶で、金城氏は「大怪我をキッカケにすごく悩んだ時期もありました。キングスが見放さないでいてくれて、自分なりにできることが何なのかを必死に探した結果がチームのためになんでもやるという姿勢でした。ただなんでもやるのではなくて、チームに無いものを補って自分にできることをやろうとした姿勢を続けていくことができたので、人間的に我慢強さとか考える力を養ってくれるチャンスを与えてくれたキングスに本当に感謝したいと思っています」と、現役時代を振り返るとともに、チームへの感謝を述べた。

 また、桶谷HCは「彼は本当にチームを勝たせられるプレーヤーで、彼のおかげで僕は日本一になれたなって思っています」とその偉大な功績を讃えた。同じく登壇した岸本は「全然まだまだ至らないですが、しーげーさんの姿勢を必ず残していきたいと思っていますし、これからの沖縄、キングスを背負って立つ選手にも受け継いでいけたらなと思います」と、金城氏が築いた琉球の伝統を受け継いでいくことを誓った。

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