2023.03.30

【三遠vs富山】三遠は土屋アリスター時生に期待…富山は後半の出来が勝敗を左右

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

三遠ネオフェニックスvs富山グラウジーズ(@豊橋市総合体育館)
GAME1:4月1日15時5分、GAME2:4月2日15時5分

 前節、三遠ネオフェニックスはアウェーで3月8日以来の白星を獲得した。宇都宮ブレックスとのGAME1はサーディ・ラベナが21得点と奮闘したものの、相手に16本の3ポイントシュートを沈められて68-80で黒星。しかし、GAME2は堅守が光り、第1クォーターで10点リードを作ることに成功した。試合を通じて相手に22本のオフェンスリバウンドを奪われたが、56失点に抑えて3点差で勝利。オフェンスでは、1点ビハインドの試合終了残り19秒にフリースローを決めきった細川一輝が計16得点の活躍を見せた。

 豊橋市総合体育館で行われる今節は、富山グラウジーズを迎え撃つ。前節の富山はホームで広島ドラゴンフライズと対戦。GAME1、GAME2ともに第3クォーターでリードを広げられてしまい、連敗が「3」に。前節終了時点ではB1全体で22位となり、残留争いをする滋賀レイクスとは1勝差がついた。

 第18節の対戦では、三遠が富山とのハイスコアゲームを102-92で制した。連勝を狙う三遠としては、宇都宮戦のようなディフェンシブな戦いで勝利を手繰り寄せたい。注目は土屋アリスター時生。前節のGAME2で15分以上のプレータイムを獲得した201センチのパワーフォワードが、今節も体を張って勝利に貢献できるか。一方の富山は、前節の反省を活かし、後半の立ち上がりで引き離されないことが必須。野﨑由之喜志永修斗といった若手ガード陣には、試合を通じて落ち着いたゲームメイクが求められる。

文=小沼克年

■ロスター
・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・富山(HC代行:高岡大輔)
小野龍猛
ファイサンバ
飴谷由毅
野﨑由之
ブライス・ジョンソン※インジュアリーリスト
水戸健史
喜志永修斗※特別指定
浦野泰斗
松井啓十郎
上田隼輔
マイルズ・ヘソン
ノヴァー・ガドソン
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

BASKETBALLKING VIDEO