2023.03.30

【千葉Jvs琉球】天皇杯決勝カードが再び実現…千葉Jはローと荒尾岳、琉球は小野寺祥太がキーマン

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

千葉ジェッツvs琉球ゴールデンキングス(@千葉ポートアリーナ)
GAME1:4月1日15時5分、GAME2:4月2日15時5分

 千葉ポートアリーナで開催される第28節は、東地区首位の千葉ジェッツと西地区2位の琉球ゴールデンキングスが激突。両者は3月12日の「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」決勝で対戦し、千葉Jが87-76で大一番を制した。この先のポストシーズンを見据えた戦いも予想されるなか、どのような2試合が繰り広げられるのか注目が集まる。

 千葉Jは、前節を終えて「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」出場を決めた。アウェーで新潟アルビレックスBBと対戦し、GAME1を93-79、GAME2を96-77で制して40勝目をマーク。だが、GAME1でジョン・ムーニーが負傷し、GAME2を欠場する事態に。今節もエントリー外となれば、より苦戦を強いられるだろう。リバウンドには引き続き全員で飛び込む意識が必要だが、今節は特にヴィック・ロー荒尾岳の働きが重要になりそうだ。

 好調をキープする琉球は、リーグ戦13連勝中。前節はホームで仙台89ERSを連破した。千葉Jの連勝記録を止めた相手との試合は、2戦連続で守り合いとなり、GAME1は延長戦の末に2点差の勝利。GAME2は5点ビハインドで迎えた最終クォーターで27-17と上回り、最終スコア75-70で熱戦をものにした。

 天皇杯決勝では球際の争いで後手に回り、富樫勇樹原修太を抑えきれなかったことも敗因となった。リベンジへは球際の強さを見せることに加え、小野寺祥太がディフェンスでチームに勢いをもたらすことができるか。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
米山ジャバ偉生

・琉球(HC:桶谷大)
須藤春輝※ユース育成特別枠
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
平良宗龍※特別指定
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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