2023.03.30

熱戦の末、Jr.ウインターの雪辱果たす…名古屋D U15が大会3連覇でU15CS閉幕

3年連続3度目の優勝を果たした名古屋D U15 [写真]=B.LEAGUE
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 3月30日、『B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2023』は最終日を迎え、準決勝、3位決定戦、決勝戦の4試合が東京体育館にて行われた。決勝戦のカードは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15対ライジングゼファー福岡U15となり、名古屋D U15が3年連続3回目の優勝に輝いた。

 準決勝、第1試合で横浜ビー・コルセアーズU15と対戦した名古屋D U15。試合序盤こそはリードしていたものの、横浜BC U15の猛追で逆転を許し、両チーム譲らぬシーソーゲームに。試合残り11秒で1点リードを許していた名古屋D U15だったが、エース若野瑛太がゴール下でタフショットを沈め試合終了。68-67で熱戦を制し、決勝戦への切符を掴んだ。

 第2試合は、ライジングゼファー福岡U15がU15島根スサノオマジックと激突。一時はリードを許した福岡U15だったが、勝又絆がフックシュートで効率良く得点を重ねると、山口銀之丞も18得点10リバウンドと大活躍し、59-49でU15島根を撃破。決勝戦で大会2連覇中の現王者との一戦に挑むこととなった。

 3位決定戦、惜しくも1点差で苦渋を飲んだ横浜BC U15は、U15島根と対戦。準決勝に引き続き、接戦が繰り広げられた。今大会で大量得点を挙げているU15島根の金山颯、橋本拓海のコンビに苦しめられた横浜BC U15。前半終了時には29-41で追う展開となっていたが、佐藤凪がタフショットを沈めバスケットカウントに成功。そのまま勢いに乗り、65-62と3点差で勝利し、見事3位に輝いた。

 3連覇を狙う名古屋D U15は、『Jr.ウインターカップ 2022-23』の準々決勝で敗れた福岡U15との決勝戦に挑んだ。小野蓮太がディープスリー、小川莞大が華麗な個人技を披露し得点を重ねるが、強敵福岡U15を簡単に崩すことはできず。それでも、小笠原が逆転ブザービーターに成功し、2点リードで迎えた最終クォーター。最後まで互角の戦いを繰り広げた両チームだったが、接戦をものにした名古屋D U15はJr.ウインターカップの雪辱を果たし、55-46で3年連続3回目の王座を手にした。

 大会結果は、以下のとおり。

■B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2023 大会結果
1位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15
2位:ライジングゼファー福岡U15
3位:横浜ビー・コルセアーズU15
4位:U15島根スサノオマジック

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