2023.05.04

【FE名古屋vs島根】FE名古屋は宮崎恭行の引退に華を添えたい…連勝必須の島根は逆転優勝と個人賞争いにも注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

ファイティングイーグルス名古屋vs島根スサノオマジック(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)
GAME1:5月6日15時5分 GAME2:5月7日15時5分

 今シーズンのB1では、西地区のみが最終節まで優勝争いがもつれ込んだ。地区制覇まであと1勝に迫っているのは琉球ゴールデンキングスであり、1勝差で追うのが島根スサノオマジック。逆転でのクラブ初の快挙へ向け、今節はアウェーでファイティングイーグルス名古屋と対戦する。

 西地区6位に位置するFE名古屋は、同7位の京都とは1勝差。勝率では他地区の三遠ネオフェニックス茨城ロボッツと並んでいるため、より良い成績で昇格初年度を締めくくりたいところだ。主力のエヴァンスルーク野﨑零也がベンチ外となった前節は、アウェーで群馬クレインサンダーズに連敗。最終節で白星を挙げるには両選手の活躍が必要不可欠だが、チーム一丸となってロースコアゲームに持ち込み、17シーズンを過ごした宮崎恭行の現役引退に華を添えたい。

 対する島根は広島とのホーム初戦をものにできず、前節を1勝1敗で終えた。GAME1では第2クォーターで7-25と点差をつけられ、最終スコア74-87。さらにポール・ヘナレヘッドコーチが失格、退場処分となる事態に見舞われ、GAME2は出場停止により指揮官を欠いたなかで戦いを強いられた。それでも、第1クォーターをわずか5失点に抑えて87-65で快勝した。

 島根が地区制覇に加え、いい流れで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」へ進むためにも連勝が必須。一方で、得点ランクトップに立つペリン・ビュフォード、フリースローと3ポイントシュート成功率で2位につけるニック・ケイの個人タイトルの行方にも注目が集まる。

文=小沼克年

■ロスター
・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

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