2023.05.10

【島根vsA東京】島根の2大エースが松江を沸かすか…A東京は小酒部泰暉、吉井裕鷹の好守が必須

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

島根スサノオマジックvsアルバルク東京(@松江市総合体育館)
GAME1:5月12日19時5分 GAME2:5月13日19時 GAME3:5月15日19時5分 ※2戦先勝方式

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」は、松江市総合体育館から火蓋が切られる。対戦カードは島根スサノオマジックvsアルバルク東京。昨シーズンのクォーターファイナルと同カードであり、地区2位同士の激突だ。

 ポール・ヘナレヘッドコーチ体制2シーズン目の島根は、昨シーズンを上回る48勝12敗(勝率.800)の成績でレギュラーシーズンを終えた。1月から4月にかけてはクラブのB1記録となる18連勝を達成。個人ではペリン・ビュフォードが10度の“トリプルダブル”達成と初の得点王に輝き、ニック・ケイはベスト3ポイントシュート成功率賞を受賞した。キャプテンの安藤誓哉は3ポイント成功数でシーズン最多記録を更新。今シーズンもリーグ屈指の攻撃力は健在だ。

 デイニアス・アドマイティスHCの就任1年目となったA東京は、ケガ人に苦しんだシーズンだった。それでも、B1トップの失点数(1試合平均71.0点)が示すように、強度の高いディフェンスを武器に白星を積み上げ、ホームゲーム19連勝というB1新記録を樹立。チャンピオン奪還へは、やはり守備が生命線となるだろう。

 昨シーズンのチャンピオンシップではGAME3を制した島根がセミファイナルへと進んだ。対戦を迎えるにあたり、まずは島根のウィリアムスニカ、A東京のジャスティン・コブスがコートに戻ってくるかに注目だ。とはいえ、大一番の勝敗を左右するのは安藤誓とビュフォードだろう。A東京が島根の2大エースを封じるには、小酒部泰暉吉井裕鷹の働きがカギを握る。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
谷口大智

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