2023.05.10

【琉球vs名古屋D】琉球は地の利と高さを存分に活かしたい…名古屋Dは多彩な守備で翻弄できるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングスvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@沖縄アリーナ)
GAME1:5月12日19時35分 GAME2:5月13日18時5分 GAME3:5月15日19時35分 ※2戦先勝方式

 満員が予想される沖縄アリーナにチャレンジャーとして乗り込むのは、2大会連続のポストシーズンに臨む名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。西地区6連覇を果たし、初の栄冠を目指す琉球ゴールデンキングスが地の利を活かすのか、それとも赤き戦士たちが相手を上回る結束力を見せるのか。

 レギュラーシーズンの対戦をおさらいすると、初対戦では名古屋Dがアウェーで22点差をつけた。その後は琉球が3連勝を飾り、3月に行われた前回対戦では79-74で決着がついたものの、琉球は第3クォーターまでに21点リードを奪った。

 今シーズン5度目の対戦となる「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」クォーターファイナルのGAME1は、理想とするディフェンスを披露したほうが試合を優位に進めるだろう。琉球は厚い選手層とインサイド陣の高さ、強いフィジカルを駆使して主導権を握りたい。相手の体力を削って、重要な初戦をものにできれば、連勝での突破も十分にあり得る。

 一方の名古屋Dは、ショーン・デニスヘッドコーチのもとで築き上げた多彩な守備で翻弄できるか。ゲームコントロールに特化した選手がいない琉球に対しては、前から積極的に仕掛けてリズムを崩したいところ。ただ、最も重要になるのはリバウンド争いだ。リバウンド王のジャック・クーリーを軸に、B1トップのリバウンド数を誇る琉球に対し、名古屋Dは全員で体を張り続けなければならない。

文=小沼克年

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽

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