2023.05.16

1点差でSFの切符掴んだA東京…アドマイティスHC「選手たち一人ひとりを誇りに思う」

今季からA東京を指揮、セミファイナルへ導いたアドマイティスHC[写真]=B.LEAGUE
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 5月15日、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」クォーターファイナル第3戦が行われ、東地区2位のアルバルク東京は西地区2位の島根スサノオマジックとアウェーで対戦した。試合後にクラブを通じて、デイニアス・アドマイティスヘッドコーチがコメントを残している。

 第1戦を落とし、第2戦は10点差で勝利を挙げて第3戦を迎えたA東京。40-34と7点リードで試合を折り返すと、後半は島根のペリン・ビュフォードに大量得点を奪われ一度逆転を許した。それでも、ザック・バランスキーの3ポイントシュートで再逆転し最終クォーターへ。試合残り約40秒で、1点差まで詰め寄られるも島根のラストプレーを封じ逃げ切ったA東京。83-82で勝利し、見事セミファイナルへの切符を掴んだ。

 1点差で勝負をものにした試合の内容についてアドマイティスHCは、「苦しい試合でしたが、高いエネルギーレベルと集中力を持って戦ってくれた選手たち一人ひとりを誇りに思います。終盤に同点に追いつかれ逆転されても、もう1度立て直し、島根さんという素晴らしいチームに対して1点差で勝ち切ることができ、選手たちは本当によく戦ってくれました」と最後まで戦い抜いた選手に対し、労いのコメントを寄せた。

 また、第3戦にまでもつれ込んだ島根とのセミファイナル進出争いについて、「過酷な状況の中、このクォーターファイナルを2勝1敗で勝ち進み、セミファイナルへの切符を勝ち取ったことは、大きな大きな成長につながる戦いとなりました」と振り返ったアドマイティスHC。次に激突する千葉ジェッツについては、「今シーズンリーグ1位、天皇杯を優勝している強豪で、引き続き我々にとってチャレンジングな戦いとなりますが、まずはリカバリーして、しっかり準備をしていきたいです」と語った。

 なお、A東京は5月20日(土)17時5分から、千葉Jとのセミファイナル第1戦を迎える。

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