2023.05.18

【琉球vs横浜BC】琉球が2年連続のファイナル進出か、一枚岩となった横浜BCが“ホーム”に戻るか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングスvs横浜ビー・コルセアーズ(@沖縄アリーナ)
GAME1:5月20日15時5分 GAME2:5月21日16時5分 GAME3:5月23日19時5分 ※2戦先勝方式

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」は、西地区から過去最多の4チームがCS出場を果たした。そのうちの3チームがセミファイナル出場の可能性があったものの、初戦を突破したのは琉球ゴールデンキングスのみ。琉球は名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの初戦を91-85で競り勝つと、GAME2では第4クォーターを前に23点差をつけ、最終スコア92-81で連勝を飾った。

 チャレンジャーとして沖縄に乗り込むのは、横浜ビー・コルセアーズだ。チャンピオンシップ初出場ながらも、琉球と同様に川崎ブレイブサンダースとのクォーターファイナルを無傷で突破。GAME2では立ち上がりから34得点を奪う猛攻を見せ、104-84の快勝を収めて勢いをつけた。

 沖縄アリーナで琉球と横浜BCが顔を合わせるのは、2月に行われた「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」のセミファイナル以来。前回対戦では河村勇輝の45得点も実らず、5点差で琉球に軍配が上がった。雪辱を果たして“ホーム”の横浜アリーナ行きを決めたい横浜BCとしては、川崎戦からさらに一枚岩となって戦わなければ、琉球の牙城を崩すことはできないだろう。特に、屈強な体格を誇る相手ビッグマンと対峙するパトリック・アウダデビン・オリバーの奮起は必要不可欠だ。

 琉球は、名古屋D戦よりも安定したチームディフェンスで主導権を握りたい。ガード陣への守備では、河村と森井健太だけでなく、思い切りの良い森川正明キング開の3ポイントシュートにも注意が必要。ホームの利と経験の差を活かし、2シーズン連続のファイナル進出なるか。

文=小沼克年

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・横浜BC(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
河村勇輝
赤穂雷太
森川正明
チャールズ・ジャクソン
大庭岳輝
デビン・オリバー
森井健太
キング開
松崎裕樹
須藤昂矢
エドワード・モリス

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