2023.05.18

川崎の前田悟と熊谷尚也が自由交渉選手リスト入り…熊谷は引き続き交渉中

自由交渉リスト入りが発表された熊谷(左)と前田(右)[写真]=B.LEAGUE
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 5月18日、川崎ブレイブサンダース前田悟との契約が満了となり、自由交渉選手リストへ公示されることを発表した。

 また、熊谷尚也が本人の希望により自由交渉選手リストへ公示されることが発表された。なお、熊谷は引き続き契約交渉を行なっている。

 現在26歳の前田は、192センチ88キロのシューティングガード。青山学院大学卒業後、2018年に富山でキャリアをスタートさせ、2021年に川崎に加入。22ー23シーズンは54試合(先発出場は11試合)に出場し、1試合平均4.9得点を記録した。

 契約交渉の継続が発表されている現在32歳の熊谷は、195センチ95キロのスモールフォワード。日本体育大学卒業後、2013年、リンク栃木(現:宇都宮ブレックス)に所属。2017年に大阪を経て、2019年に川崎に加入した。22ー23シーズンは57試合(先発出場は11試合)に出場し、1試合平均3.2得点を記録した。

 退団に際し、前田は「サンダースファミリーの皆さま、スポンサーの皆さまをはじめ、サポートしてくださった皆さまに感謝いたします。2シーズンありがとうございました!チームの目標であるリーグ優勝という目標は達成することができませんでしたが、天皇杯優勝も経験させてもらいこのチームでプレーさせてもらったことは大きな財産になりました。来シーズンはほかのチームでプレーすることになりましたが、成長した姿を皆さんに見せれるように精進します」と感謝の言葉を残した。

 また、北卓也ゼネラルマネージャーは前田の退団に際し、以下のようにコメントしている。

「2シーズンという短い期間でしたが、前田選手が川崎でプレーしてくれたことに感謝しています。移籍して1シーズン目から、川崎のプレースタイルへの対応や負傷の影響で、自身としても納得のいくパフォーマンスができない時期があったのではと思いますそれでも本当に真摯にバスケットボールに向きあい、毎日ハードな練習を続けていた姿が印象に残っています。今シーズンの最終盤では、キャリアハイとなる3ポイントシュート8本成功、28得点という結果を残した姿も目に焼き付いています」

「試合により出場したい本人の気持ちが強く、クラブとして非常に残念ではありますが、これからさらに研鑽を続けて、名実ともに日本を代表する選手になってほしいと思います。今後の活躍を祈っています」

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