滋賀レイクスは5月25日、柏倉哲平と2023－24シーズンの選手契約が合意に至ったと発表した。

　山形県出身で現在28歳の同選手は、180センチ82キロのポイントガード。青山学院大学からアースフレンズ東京Zに加入してプロキャリアをスタートすると、2020－21シーズンからは新潟アルビレックスBBに移籍する。その後、昨季からは滋賀レイクスターズ（現：滋賀レイクス）に入団し、直近の2シーズンでキャプテンを務めた。今シーズンは先発32試合を含む58試合に出場し、1試合平均4.5得点1.2リバウンド1.7アシストを記録している。

　今回の発表について、柏倉と原毅人ゼネラルマネージャーはクラブ公式サイトを通じ、以下のようにコメントしている。

「2023－24シーズンも滋賀レイクスでプレーさせていただくことになりました。今シーズンの悔しさをこのクラブで晴らしたいという思いと、決して簡単ではないB1復帰への挑戦をレイクスブースターとともに戦っていきたいという思いが自分の正直な気持ちです。滋賀に来て3年目、これまで悔しい結果しか残せていません。チームとして勝ちたい！ みんなでB1昇格しましょう！ 今度こそ皆さんと一緒に笑ってシーズンを終えれるように全力を尽くします！ 来シーズンもよろしくお願いします！」（柏倉）

「『1シーズンでのB1復帰』を絶対目標、B2で『勝率8割』、『プレーオフ優勝』を挑戦目標とし、“Winning Culture”を根付かせるため、レイクスにとって柏倉選手はリーダーとしても選手としても絶対に必要です。キャプテンとしての印象も強いですが、クレバーでセンスあふれる判断力、チームメートとの連動性など、ポイントガードとして高いクオリティーでゲームを優位に進めることができる選手です。一瞬のすきを見逃さず、アウトサイドやペイントアタックからスコアできる能力は、集中力の高いゲーム展開でこそチームの勝利を決定づけてくれると信じております。柏倉選手がリーダーとしてもポイントガードとしても、最高な1シーズンを過ごせるよう、クラブとしても彼の挑戦をサポートして参ります！」（原GM）