茨城ロボッツは5月25日、2023－24シーズンにおいてジェームズ・アンドリセヴィッチ氏がスーパーバイジングヘッドコーチ（SVHC）に就任し、クリス・ホルム氏がHCの契約に合意したと発表した。

　アメリカ出身で現在41歳のアンドリセヴィッチ氏は、2009年から指導者のキャリアをスタートし、ノルウェーやNBADリーグ（現Gリーグ）などでコーチを歴任してきた。2016年から17年にかけて京都ハンナリーズや広島ドラゴンフライズでコーチを務めたのち、今シーズンに再び来日すると、サンロッカーズ渋谷のアシスタントコーチに就任した。

　同じくアメリカ出身で現在38歳のホルム氏は、2007年にスペインで選手のキャリアをスタート。2008年には仙台89ERSに入団し、2シーズンを過ごしたのちに母国へ戻る。その後は2011年に再来日し、新潟アルビレックスBB、京都ハンナリーズ、滋賀レイクスターズ（現滋賀レイクス）でプレーした。2016年からは指導者の道へ進み、今シーズンは茨城でACを務めている。

　なお、実質的な指揮はアンドリセヴィッチSVHCが執り、ホルムHCはサポートに回るとのこと。今回の発表について、新コーチ2名とマーク貝島ゼネラルマネージャーは、以下のようにコメントしている。

ジェームズ・アンドリセヴィッチ氏
「ロボッツブースターの皆さんこんにちは！ ロボッツの新しいコーチになれることに非常にうれしく思っています。早く水戸に到着し、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。みんなで協力し合って素晴らしいシーズンになるよう頑張っていきます。多大なるサポートいつも感謝しています！ GO Robots！」

クリス・ホルム氏
「ロボッツブースターの皆さん、こんにちは。 来シーズンもロボッツの一員になれることを楽しみにしています。今まで成し遂げたものにしっかり積み重ねられるよう、努力していきたいと思います。皆さんのサポートに感謝し、来シーズンお会いできることを楽しみにしています！ Go Go Robots！」

マーク貝島GM
・ジェームズ・アンドリセヴィッチ氏について
「Gリーグ、そして日本で経験が豊富なコーチがロボッツに来てくれました！ バスケットだけではなく、チーム作りのアプローチに大変感銘を受け、SVHCにふさわしい人材だと思い、オファーをさせていただきました。ロボッツが掲げるスピードあふれるバスケットを実践し、ロボッツのネクストステップに最適な人間だと自信をもって言えます！ 皆さんジェームズコーチをよろしくお願いします！」

・クリス・ホルム氏について
「クリスコーチが契約継続してくれることになりました。2022-23シーズン中に大きな成長を遂げ、今回は新たなコーチの元でより大きな役割を与えられ、ロボッツの次のチャプターに貢献してくれるでしょう。来シーズンもよろしくお願いします！」