2023.06.02

川崎が佐藤賢次HCの続投発表「残しているのはBリーグ制覇とアジアへの挑戦」

2023-24シーズンも指揮を取る川崎の佐藤賢次HC[写真]=B.LEAGUE
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 6月2日、川崎ブレイブサンダースは佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)が2023-24シーズンも契約を継続することを発表した。

 佐藤HCは東芝バスケットボール部(現・川崎)OBで、2011年に指導者キャリアをスタート。2019年に川崎のヘッドコーチへ就任すると、天皇杯2連覇、今シーズンも含めチームを2度の地区優勝に導いた。

 5シーズン目に突入することが決まった佐藤HCは、「良い時期も悪い時期もたくさん経験しました。コロナ禍も経験しました。そのなかで、天皇杯優勝、地区優勝を勝ち取りました」と、これまでの戦いを振り返り、「残しているのは、Bリーグ制覇とその先にあるアジアへの挑戦です」とチームの目標を明言。

 また、勝利を追求することと同時に、「バスケットボールの素晴らしさ、夢や勇気、感動や興奮、心が動く瞬間を何度もお届けすることができる、そんなチームを作ることが私のもう一つの目標であり責務だと考えています」とも語り、新シーズンへ向けて「初心に戻って考えながらチーム作りの日々を積み重ねていきたいと思います」と意気込みを口にした。

 北卓也ゼネラルマネージャーは「開幕節から予期せぬアクシデントに見舞われ、当初思い描いたプランとはかけ離れた苦しい時間を強いられるなか、選手、チームスタッフとともに全力を尽くしてくれました」と佐藤HCを労いつつ、「来シーズンは、佐藤HCの手腕が思う存分発揮できるようサポートしていきます」とコメントした。

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