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9月9日、日本各地でBリーグのプレシーズンゲームが開催。群馬クレインサンダーズはホームのオープンハウスアリーナ太田でサンロッカーズ渋谷と対戦した。
群馬はマイケル・パーカー、トレイ・ジョーンズ、並里成、ケーレブ・ターズースキーに加え、新加入の辻直人がスターターを務めると、69-63と接戦を勝利で終えた。
群馬はクラブ公式サイトを通じて、ヘッドコーチと選手たちのコメントを発表している。
水野宏太HCは「今シーズン大事にしていることは『G.R.I.T.』という言葉なのですが、簡単に日本語でいうと”やりきる”ということ。オフェンスもディフェンスもそれをしっかり自分たちの肝に銘じてやっていくという中で、ディフェンスに関しては今日は本当にアグレッシブにプレーすることができました」と試合後に語っており、手応えを感じるプレシーズンゲームになったようだ。
一方で「オフェンスに関しては大味になってしまって、昨シーズンからの課題であるターンオーバーからのイージースコアを多く出してしまったので、そこをしっかり修正していかなければいけないと思います」と明確な課題についても言及した。
新加入選手からは3名のコメントが伝えられ、この試合に先発した辻は「最初の試合だったのですが、その中でもこの2週間ぐらいやってきた自分たちのオフェンスだったり、今シーズンからディフェンスの強度を上げるという部分ではできた時間もあったので、いいゲームができたと思っています。今やっているシステムはすごくやりやすいと思っているので、あとはコンディションを整えるだけです」と、新天地での開幕に向けて意気込んだ。
また、コー・フリッピンは「自分がやらなければいけないことはディフェンスで、もっとアグレッシブにプレーしなければいけないです。それはスタートだろうがベンチからだろうが、もう少し自分の役割としてしっかりやらなければいけない」と自身の役割について気を引き締める。
「自分たちがどこまでできるかということを知ることができた、いい試合だった」と語ったのは、ガーナ出身で現在28歳のベン・ベンティル。NBAやヨーロッパでプレーしたパワーフォワードは、「このリーグでプレーしていくために自分がアジャストしていかなればいけないと思いますが、全体的に楽しかったです。フィジカルやゲームのテンポの部分は自分にとってほとんどが新しいことだと思っていますが、このアリーナでやる雰囲気はすごく好きでした」と語り、早くもホームアリーナを気に入った様子だ。