2021.04.08

愛媛がパワハラ行為の処分を発表…開社長兼GMはGM退任、庄司HCは3カ月減給

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 愛媛オレンジバイキングスは7日、庄司和広ヘッドコーチのパワーハラスメント行為に対する社内処分を発表した。開大輔代表取締役社長兼GMは後任が見つかり次第GMを退任するほか、3カ月間月額報酬を10パーセントカットし、1週間謹慎する。庄司HCは、3カ月の間月額報酬を30パーセントカットする。

 庄司HCは、練習への入りが遅れたと勘違いして選手1名に対してみぞおちを殴打したほか、試合でミスの多かった選手に対して暴言を浴びせるなどしていた。昨年12月、Bリーグが設置する「外部の弁護士通報相談窓口」にこの行為がパワーハラスメントに当たるのではないかと通報があり、リーグ側が調査した結果パワハラと認定され、3カ月の職務停止処分が科されている。

 今回の発表にあたり、開社長は「今回の事案は、チームとして到底許される行為ではないと真摯に受けとめていると同時に、今後も絶対に起きてはいけない事案だと考えております。また社長である自身の管理監督の未熟さも含め、まずは原因究明を行い会社、チームとしてハラスメントをなくすために最善を尽くしていきたいと考えております」とコメント。今後の対応策として、『第三者による原因究明及び調査、改善の実施』、『社内でのコンプライアンス規定の制定』、『社内での通報窓口(外部も含む)の設置、B.LEAGUEとの連携』、『選手およびチームスタッフ、フロントスタッフを含むコンプライアンス教育の定期的な開催』を講じるとした。

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