2022.10.14

【B2第3節 WINNER予想】注目カード解説&対象全カード展望!

香川vs熊本などB2第3節の注目3カードを紹介 [写真]=B.LEAGUE
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 10月14日から18日にかけて、各地でB2第3節が行われる。

 今回はB2第3節の中から注目の3試合をピックアップ。対象全カードにおける勝利チームと点差の予想とともに、ピックアップした3試合の見どころをお届け。1口200円から購入できる『WINNER』に挑戦し、B.LEAGUEをもっと楽しもう。

※WINNER予想はバスケットボールキング独自の内容であり、独立行政法人日本スポーツ振興センターとの関連性はございません

【B2第3節全カード】WINNER予想展望

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【PICK UP GAME①】香川ファイブアローズ(HOME)vs熊本ヴォルターズ(AWAY)
試合日:10月15日(土)、10月16日(日)

【本命予想】[14]アウェイ 勝利 20〜24点差
【対抗予想】[12]アウェイ 勝利 10~14点差

[写真]=B.LEAGUE

 B2は第2節を終えて、4連勝または4連敗のチームがなく、すべてのチームが1勝以上を記録。B1昇格に向けて、開幕から激しい戦いが繰り広げられている。今節の注目カード1試合目は香川ファイブアローズ熊本ヴォルターズによる対戦をピックアップした。

 昨シーズンのプレーオフでセミファイナルまで進み、昇格まであと一歩だった香川だが、今シーズンは第2節終了時点で1勝3敗と苦戦を強いられている。愛媛オレンジバイキングスとの開幕戦こそ勝利を収めたものの、第2戦で72-98の大敗を喫すると、前節は昇格組の長崎ヴェルカを相手に2連敗。いずれも失点は90点台で、総失点数は14チーム中2番目に多い352点と、ディフェンスに課題を抱える。さらに、開幕節で平均12得点4リバウンド3.5アシスト2ブロックを記録したオールラウンダーのマイルズ・ヘソンが直近2試合を欠場しており、リース・ヴァーグアンガス・ブラントの外国籍選手2人体制が続くことになれば厳しい戦いになるだろう。

 香川と同じく昨シーズンのプレーオフでベスト4の熊本も、ここまで2勝2敗とややスロースタート。西宮ストークスとの前節は第1戦で85-72、第2戦で83-85と1勝1敗に終わった。ただ、エースのテレンス・ウッドベリーが2試合合計で63得点7リバウンド16アシスト5スティールと大暴れ。チームとしても4試合で平均82.3得点とオフェンスは安定しており、14チームの中で最も多い平均4.5ブロックとディフェンスにおいても好材料はある。得点が外国籍選手に偏りがちなのは気がかりだが、山本翔太山本柊輔といったベンチメンバーが試合をつないでチームを支えている。

 昨シーズンの対戦成績は熊本が3勝1敗。勝利した3試合すべてで2ケタ点差をつけており、そのうちの2試合で30点以上もの点差をつけた。メンバーこそ異なるものの、今回の対戦でも熊本がオフェンス力を見せつけると予想。昨シーズンまで香川に在籍した谷口光貴、ウッドベリーが古巣相手に“恩返しの活躍”を披露してくれるだろう。

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【PICK UP GAME②】アースフレンズ東京Z(HOME)vs西宮ストークス(AWAY)
試合日:10月16日(日)、10月17日(月)

 【本命予想】[13]アウェイ 勝利 15〜19点差
 【対抗予想】[14]アウェイ 勝利 10~14点差

[写真]=B.LEAGUE

 アースフレンズ東京Zは前節の越谷アルファーズ戦で相手に圧倒され、32点差、36点差の大差で敗れた。第1戦は45.7パーセント、第2戦は52.2パーセントと高確率で3ポイントシュートを決められ、ターンオーバーは2試合合計で32個。山形ワイヴァンズを相手に挙げた開幕戦の白星もむなしく、まずは連敗から抜け出すことを目指すが、今節は直近2シーズンで4戦全敗、通算対戦成績でも5敗15勝と分が悪い西宮ストークスとの一戦だ。

 2017-18シーズン以来6シーズンぶりのB1復帰を見据える西宮は4試合で2勝2敗。昨シーズンのプレーオフに進出した越谷、熊本ヴォルターズとの対戦だったことを踏まえれば、まずまずの出だしと言えるだろう。前節からジガ・ディメッツがチームに合流。スロベニア代表の一員として「東京2020オリンピック競技大会」にも出場した210センチ113キロのビッグマンは、デビュー戦こそ6得点6リバウンドにとどまったが、第2戦は12得点6リバウンドの活躍で勝利に貢献した。チームに馴染めばさらなる活躍が期待できるうえ、デクアン・ジョーンズトレイ・ポーターへの負担が減るのはポジティブな要素だ。

 西宮は1試合平均71得点(リーグ12位)、東京Zは同69.3得点(同13位)と、両チームともに得点力不足であることは否めない。しかし、新戦力が加わり、チーム全体のレベルアップを図る西宮がリーグ最下位の失点数を記録する東京Zに勝利すると予想した。

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【PICK UP GAME③】ライジングゼファー福岡(HOME)vs山形ワイヴァンズ(AWAY)
試合日:10月17日(月)、10月18日(火)

 【本命予想】[10]アウェイ 勝利 4〜6点差
 【対抗予想】[11]アウェイ 勝利 7~9点差

[写真]=B.LEAGUE

 ライジングゼファー福岡バンビシャス奈良との開幕節を1勝1敗で終えると、前節はホームで愛媛オレンジバイキングスと対戦した。最大19点のビハインドを後半に追い上げたものの、マーベル・ハリスの今シーズン最多34得点も実らず78-87で敗戦。第2戦では6点リードで迎えた第4クォーターで24得点を許し、76-80で連敗を喫した。勝利した奈良戦を含めてすべて1ケタ点差での決着。ハリスやジョーダン・グリンを中心としたオフェンスで接戦に持ち込む力はあるが、勝負強さを欠く傾向にある。

 一方の山形ワイヴァンズは開幕戦でアースフレンズ東京Zに敗れたあと3連勝と好調。前節は昇格組ながら開幕連勝のアルティーリ千葉と顔を合わせた。第1戦では最大15点のリードを詰め寄られながらも89-86で競り勝つと、第2戦でもすべてのクォーターで20得点以上を記録して85-77で勝利。2試合合計で38得点16リバウンド10アシストをマークしたジェームズ・ベルの躍動もさることながら、第1戦で村上駿斗が18得点、髙橋浩平が11得点、第2戦で田原隆徳が22得点、柳川龍之介が9得点と、日本人選手が日替わりで活躍した点も見逃せない。

 山形はオフェンスが好調で、3試合連続で80得点超え。ベルを含めた外国籍選手3人が抑えられたとしても、1試合平均12得点を挙げる村上をはじめとした日本人選手が得点面でカバーできる強みを持つ。福岡も同27.3得点のハリス、同17.5得点のグリンを擁するが、2人の得点源に次ぐのが同6得点のドリュー・ゴードン。リーグ3位の3ポイントシュート成功率を記録するなど、インサイドだけではなくアウトサイドからも点を取れる山形が優位と見た。

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