2023.05.03

【越谷vs西宮】東地区2位と躍進した越谷に対し、西宮はディフェンス勝負を挑む

[写真]=B.LEAGUE
2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

越谷アルファーズvs西宮ストークス(@越谷市立総合体育館)
GAME1:5月5日14時 GAME2:5月6日14時 GAME3:5月7日14時 ※2戦先勝方式

 2020-21シーズンは3位決定戦を制しながら、昨シーズンはクォーターファイナル敗退の越谷アルファーズ菊地祥平などの加入でディフェンスが強化された今シーズンは東地区首位争いを演じ、最終的には2位となったものの、45勝15敗という好成績でレギュラーシーズンを終えた。マーフィージュニアトロイがシーズン後半に台頭し、終盤には指揮官の桜木ジェイアールスーパーバイジングコーチが46歳にして選手登録。万全の備えを敷いて「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2022-23」に臨み、B1昇格の目標に再挑戦する。

 西地区優勝を果たした2020-21シーズンに続き、昨シーズンもクォーターファイナル敗退の屈辱を味わった西宮ストークス。東地区に移った今シーズンは上位2チームに大きく離され、B2では初の負け越しとなったが、激しい地区3位争いをギリギリで制した。リーグで2番目に多いターンオーバーが足を引っ張ったが、それでも得点はリーグ5位。シーズン終盤には爆発力のあるジョーダン・ハミルトンも加わり、勢いに乗ればセミファイナル進出もあり得る。

 今シーズンの対戦は越谷が4勝2敗とリードしたが、越谷が連勝した第28節もGAME1が6点差、GAME2が5点差と接戦。ほかの4試合は越谷をロースコアに抑えており、失点数がリーグで2番目に少ない越谷とはディフェンスの勝負になるだろう。両者の共通点はフリースロー成功率が70パーセントを切っていること。どちらがファウルを有効に使えるかという点は、特に大きな意味を持つことになりそうだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・越谷(HC:東島奨)
畠山俊樹
ブレコット・チャップマン
二ノ宮康平
アイザック・バッツ
松山駿
長谷川智也
マーフィージュニア トロイ
駒沢颯
菊地祥平
田村晋
鎌田真
市岡ショーン
ジャスティン・ハーパー
飯田鴻朗
桜木ジェイアール

・西宮(HC:森山知広)
中西良太
松崎賢人
ジョーダン・ハミルトン
綱井勇介
濵高康明
谷直樹
渡邊翔太
川島聖那
道原紀晃
トレイ・ポーター
ジガ・ディメッツ
金田龍弥
杉山裕介

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