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5月28日、東京体育館でB2昇格決定戦が行われ、アルティーリ千葉がトライフープ岡山と対戦した。
試合は序盤からリードを広げたA千葉が100-69で岡山に快勝し、一足早く昇格を決めた長崎ヴェルカに続いてB2への切符をつかんだ。
4本の3ポイントを含むゲームハイの24得点に加え、11アシスト2スティールを挙げた杉本慶は、試合後の会見で「シーズンが終わってからの期間で、対策していたことを遂行できたのがポイントだったと思います。レギュラーシーズンの4試合で岡山にやられたポイントを今回しっかり潰せて、そこから走れたのが大きかったです」と重要な一戦での勝因を語った。
また、21得点7リバウンド5アシストと存在感を示したイバン・ラベネルは「岡山とは難しい試合になるかと思いましたが、いいエネルギーで試合に入ることができました」と試合を振り返った。
レギュラーシーズンが5月1日に終わり、B2昇格決定戦までの27日間はハードな練習に費やしたとラベネルは語る。「シーズンが終わってから1カ月間のキツい練習をみんなで乗り越えることができて、最後にこういう結果を残せたのは誇らしいです」。
今シーズンは長崎とともにB3リーグで大きく注目を浴びたA千葉。杉本はその心境を聞かれると「プレッシャーがなかったと言えば嘘になるんですけど、自分のマインド的には今日の試合もシーズン中の試合も重さは一緒だと思っていました。もちろん昇格が関わる特別な試合なことには変わりないのですが、過度なプレッシャーではなく、いつも通りに試合へ臨めました」と冷静に語った。
最後にラベネルは「今シーズンみんなで積み重ねてきたものを、来シーズンどれだけ発揮できるが楽しみです」とB2での戦いに向けて意気込んだ。