2023.03.14

東京ユナイテッドが来季のB2ライセンス申請を取り下げ…2024-25シーズンの昇格を目指す

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 3月13日、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(以下、TUBC)は2023-24シーズンにおけるB2リーグのクラブライセンス申請について、取り下げの判断を下したことをクラブ公式サイトを通じて発表した。

 今回の決断に至った経緯として、リーグがライセンス交付に必要とする要件で一部達成できていない要素があったとTUBCは説明。このままリーグの審議を迎えても、不交付の判定を下される可能性がぬぐい切れなかったという。

 一方でリーグとは将来に向けた建設的な会話を行えたとし、2024-25シーズンでのライセンス申請に向けた具体的なステップを明確にできたため、来シーズンを“準備期間”とする方向で固まった模様。出場が確定している今シーズンのプレーオフの結果にかかわらず、TUBCはB3リーグに残留する。

 B2リーグへの昇格条件には「プレーオフで上位2チームに入ること」、「B2クラブライセンスを有すること」の2つが求められる。ライセンスの交付結果はプレーオフの終了前に決定されるため、この時点での発表が望ましいと球団は判断したようだ。

 TUBCの代表取締役会長である家本賢太郎氏は、以下のようにコメントを残している。

「『MAKE:UNITED』の理念のもと、クラブの価値とチームの力をより高め、成長させ、TOKYOの新たなつながりがさらに生まれるよう努力して参ります。今シーズンのプレーオフにつきましては、1つでも勝ち上がれるよう、ぜひとも熱い応援をよろしくお願いいたします」