2016.12.23

浜松開誠館が30点差の圧勝、東京成徳や中村学園女子らも32強へ/ウインターカップ女子1回戦

女子はベスト32が出そろった
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 JX-ENEOSウインターカップ2016 平成28年度 第47回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の女子1回戦が12月23日に東京体育館で行われた。

 奈良文化高校(奈良県)との1回戦に臨んだ開催地代表の東京成徳大学高校(東京都)は、第1ピリオドで6点のビハインドを背負ったものの、第2ピリオドで25点をマークして逆転に成功。23点リードで迎えた最終ピリオドは相手の猛攻に遭うも、リードを守りきった東京成徳が86-65で白星を挙げ、2回戦に駒を進めた。

 過去4度の優勝を誇る中村学園女子高校(福岡県)は神戸龍谷高校(兵庫県)と対戦。前半は点の取り合いが繰り広げられ54-49で終えるも、後半はディフェンスが機能し、神戸龍谷の得点を15点に抑える。攻めては山口萌瑠や河野真奈が3ポイントを沈めて得点を重ね、最終スコア86-64で勝利を収めた。

 28年ぶりに本大会の出場権を手にした浜松開誠館高校(静岡県)は、県立中津北高校(大分県)に71-41で圧勝。陽本麻優が3ポイント7本を含む30点と爆発し、石牧葵が21点、石田悠月が16点を挙げ、3人でチーム総得点の大半をたたき出した。

 聖和学園高校(宮城県)は県立高瀬高校(香川県)にダブルスコアの90-43で勝利。両チーム最多の23点を記録した田村衣莉の他、阿部泉美、相原百良、今野紀花が2ケタ得点の活躍を見せた。

 その他、県立広島皆実高校(広島県)、県立湯沢翔北高校(秋田県)、山形市立商業高校(山形県)、県立松江商業高校(島根県)、土浦日本大学高校(茨城県)、富士学苑高校(山梨県)が24日の2回戦に進出。なお、2回戦からはシード校の桜花学園高校(高校総体1/愛知県)や札幌山の手高校(北海道)が登場し、全32校によって争われる。

【1回戦10試合 試合結果】
神戸龍谷 64-86 中村学園女子

聖和学園 90-43 県立高瀬

県立広島皆実 93-55 慶誠

県立湯沢翔北 72-59 前橋市立前橋

佐賀清和 48-76 山形市立商業

東京成徳大学 86-65 奈良文化

県立松江商業 54-52 滋賀短期大学附属

県立中津北 41-71 浜松開誠館

土浦日本大学 70-57 東海大学付属諏訪

富士学苑 60-44 県立岐阜商業

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