JX-ENEOSウインターカップ2016 平成28年度 第47回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の男子2回戦が12月25日に東京体育館で行われた。
2回戦から登場した船橋市立船橋高校(千葉県)は初出場の県立平成高校(秋田県)を107-74で退け、3回戦に進出。野﨑由之が30点11リバウンドの大活躍を見せた他、田村伊織と赤穂雷太が得点とリバウンドでの“ダブルダブル”を達成し、チームの勝利に貢献した。
今年度の第69回全国高等学校バスケットボール選手権大会(インターハイ)を制した福岡第一高校(高校総体1/福岡県)は中部大学第一高校(愛知県)に4点差で辛勝。57-69で迎えた勝負の最終ピリオド、重冨友希や重冨周希などが立て続けに得点を挙げて27点を重ねると、守っては相手の得点を11点に抑え、84-80の逆転勝利を収めた。
1回戦で3連覇中の明成高校(宮城県)を破った尽誠学園高校(香川県)は、マリからの留学生、ディアベイト タヒロウを擁する帝京長岡高校(新潟県)と対戦。第1ピリオドで19点のビハインドを背負うと、その後も池田大雅や遠藤善などに得点を許し、55-91で敗れた。
北陸高校(福井県)と福岡大学附属大濠(福岡県)の一戦は、シード校の北陸が86-83の3点差で競り勝った。9点ビハインドの第3ピリオドに二上耀やシェーク ケイタが得点を重ねて2点差まで詰め寄ると、最終ピリオドは25点を挙げて逆転に成功し、2回戦突破を果たした。2回戦敗退となった福大大濠は西田優大が両チームトップの34点と奮起したが、あと一歩及ばなかった。
その他、近畿大学附属高校(大阪府)、県立四日市工業高校(三重県)、洛南高校(京都府)、県立広島皆実高校(広島県)が26日に行われる3回戦進出を決めた。
【2回戦8試合 試合結果】
近畿大学附属 59-41 県立岡山工業
県立平成 74-107 船橋市立船橋
帝京長岡 91-55 尽誠学園
県立米子工業 53-114 県立四日市工業
福岡大学附属大濠 83-86 北陸
福岡第一 84-80 中部大学第一
洛南 62-60 県立福島南
県立広島皆実 61-56 県立豊浦