2017.08.01

4thオーバータイムで決着、福大大濠が帝京長岡との激闘を制す

4回のオーバータイムを経て勝利を収めた福大大濠 [写真]=山口剛生
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 8月1日にあづま総合体育館で平成29年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)の男子準決勝2試合が行われた。

 八村阿蓮を擁する明成高校(宮城県)は、前回王者の福岡第一高校(福岡県)を撃破。56-49で迎えた最終ピリオドに八村や相原アレクサンダー学を中心に点差を広げることに成功すると、しっかりと試合を締めくくり、最終スコア90-68で完勝した。八村は37得点16リバウンドの“ダブルダブル”を達成し、相原も16得点6アシスト4スティール3ブロックの活躍を見せた。

 第2試合では、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が帝京長岡高校(新潟県)との激闘を制した。60-60の同点で延長戦に入ると、福大大濠は終了間際に3点のビハインドを背負う中、横地聖真がブザービーターとなる3ポイントシュートを成功させ、68-68で再延長に突入。ダブルオーバータイムでは3-3と互角のロースコアゲームになり、トリプルオーバータイムでは勝負所で互いにフリースローを決め合い11-11とまたしても同点に。82-82で4度目の延長戦へもつれこむと、依然として拮抗。しかし、タイムアウトが明けた試合終了残り17秒、1点リードの福大大濠が帝京長岡の攻撃を防ぎきる。計60分間にわたるクロスゲームの末、89-87で福大大濠が勝利を収めた。

ブザービーターでチームを救った福大大濠の横地聖真 [写真]=山口剛生

■男子準決勝試合結果
福岡第一高校(福岡県) 68-90 明成高校(宮城県)
帝京長岡高校(新潟県) 87-89 福岡大学附属大濠高校(福岡県)

■男子決勝対戦カード
明成高校(宮城県)vs福岡大学附属大濠高校(福岡県)

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