大会ベスト8が決定、愛知勢と東京勢が2校ずつ勝ち上がる/ウインターカップ女子3回戦

 12月25日。東京体育館で「ウインターカップ2017 平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子3回戦8試合が行われた。

 高校総体(インターハイ)1位の岐阜女子高校(岐阜県)は、県立津幡高校(石川県)と対戦。得点源のバイ クンバ・ディアサン欠場もあり、前半を終えて33-29と、リードはわずか4点だったが、第3クォーター以降、徐々に点差を広げて70-55で勝利した。

津幡戦では阪納がチーム最多の20得点を挙げた[写真]=兼子慎一郎

 大会連覇を狙う桜花学園高校(総体2位/愛知県)は、第1クォーターを終えて34-2で白鷗大学足利高校(栃木県)を圧倒。5人が2ケタ得点を挙げる猛攻で最後は108-39で勝利を収めている。

約15分のプレータイムでチーム最多の21得点を挙げた藤本[写真]=大澤智子

 
 大阪桐蔭高校(大阪府)は県立湯沢翔北高校(秋田県)と対戦した。第3クォーターに27-4と突き放し、最終スコア94-60で準々決勝進出。東京成徳大高校(開催地)と聖和学園高校(宮城県)の試合は、序盤に聖和学園がリードするも、第1クォーター中盤から東京成徳大学のオフェンスが爆発。一気に逆転すると、そこからリードを維持し最後は101-82で勝利した。

大阪桐蔭は、竹原が32得点18リバウンドをマーク[写真]=兼子慎一郎

 八雲学園高校(東京都)は県立徳山商工高校(山口県)との試合で、自慢のオフェンスが大爆発。123-74で制して準々決勝へ駒を進めた。この試合、奥山理々嘉がチームの約半分となる62得点を1人でたたき出すなど、自慢の攻撃力をいかんなく発揮。

八雲学園では、23得点13リバウンド7アシストを記録した太田のマルチな活躍も光った[写真]=兼子慎一郎

 26日は準々決勝4試合が行われることとなる。明日以降、どんな展開が待ち受けているのか。1試合1試合、目が離せない展開が続きそうだ。

■女子3回戦試合結果
岐阜女子高校(総体1/岐阜) 70-55 県立津幡高校(石川県)
就実高校(岡山県) 67-87 安城学園(愛知県)
県立広島皆実高校(広島県) 63-54 埼玉栄高校(埼玉県)
県立徳山商工高校(山口県) 74-123 八雲学園高校(東京都)
大阪桐蔭高校(大阪府) 94-60 県立湯沢翔北高校(秋田県)
聖和学園高校(宮城県) 82-101 東京成徳大学高校(開催地)
昭和学院高校(千葉県) 75-70 県立四日市商業高校(三重県)
白鷗大学足利高校(栃木県) 39-108 桜花学園高校(総体2/愛知)

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