2019.04.09

2019年の男子注目選手(1)市川真人(静岡学園)「シュートエリアの広い期待のビッグマン」

「ガード的な視野を持っている選手になりたい」とも話す204センチの市川[写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。

■男子注目選手(1)市川真人(3年/静岡学園高校/静岡県)

「基本はシュートが好きです。3ポイントシュートとか色んなところから打てるのが自分の武器だと思います。フックシュートは試合中に打てるようになりました」

 2月の「第32回東海高等学校新人大会」1回戦で桜丘高校(愛知県)に勝利すると、2回戦では美濃加茂高校(岐阜県)に敗れはしたものの、60-61と接戦を演じ、地元開催の大会を盛りあげた静岡学園高校(静岡県)。そのチームにおいて得点源を担っているのがシュートを得意とする市川真人だ。204センチという高さを活かしたインサイドプレーやリバウンドシュートだけでなく、3ポイントも軽やかに放つオールラウンダー。今大会では、「2戦連続で留学生と対戦することはめったにない、いい機会だった」と、チーム最長身としてディフェンスなど体を張ったプレーでも奮闘した。それでも、「1試合目は留学生を相手にしてもリバウンドを取れたことはよかったけれど、2試合目はほぼ取れなくて。色んなタイプの留学生がいて、その選手一人ひとりに対しての適応する力をもっと付けたいと思います」と、今後の課題も的確に語った。

 そんな市川に対し、指導にあたる近野修コーチは「県大会の時よりは、留学生に対して自分のやれることを出してくれたと思います」と言う。さらに今後に向けては「日本を背負って立つ選手になってほしい」と、目を細めた。「ガード的な視野を持っている選手になりたい」という思いから、市川が目標にしているのはBリーグではシーホース三河桜木ジェイアール、NBAでは二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)にジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)。U22日本代表候補にも選出され、3月にはスプリングキャンプ2019に参加するなど、まさに期待のビッグマンだ。

写真・文=田島早苗

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