12月23日から武蔵野の森総合スポーツプラザとエスフォルタアリーナ八王子で幕が開ける「SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会」。今年度から出場チームが例年の男女各50チームから60チームに拡大し、頂点までの道のりは一層険しくなった。そんな高校バスケット界最高峰の大会を前に、バスケットボールキングでは今大会で注目すべき選手をピックアップした。ぜひ試合を見る際の参考にしてほしい。

■（1）ジョーンズ大翔（2年／開志国際高校／新潟県）
「静かに闘志を燃やすアグレッシブシューター」

入学当初から開志国際のスターティングファイブを担う184センチのシューティングガード。簡単に当たり負けしない体幹の強さを生かし、真上に高く飛んで放つアウトサイドシュートで得点を量産する。

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■（2）米須玲音（2年／東山高校／京都）
「より自由に試合を操るコート上のコンダクター」

東山高校のゲームメイクを担う2年生ポイントガード。広い視野からディフェンスが予測しづらいタイミングでチームメートにパスを供給するだけでなく、状況を見極めて自らゴールへアタックすることもできる。

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■（3）金近廉（2年／関西大学北陽高校／大阪府）
「ケビン・デュラントに憧れる未完の大器」

　関西大北陽が誇る195センチのオールラウンダー。今年度はU16日本代表候補メンバーにも選出され、11月末に行われた強化合宿ではキャプテンを務めた。

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■（4）宇都宮陸（2年／報徳学園高校／兵庫県）
「一瞬の隙も逃さないスピードスター」

　近年、着実に力をつけてきている報徳学園高校の2年生ガード。最大の武器であるスピードを生かしたゴールへのアタックを軸に、相手ディフェンスを翻弄する。

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■（5）江原信太朗（3年／実践学園高校／東京都）
「多彩な攻撃を仕掛ける不動のエース」

　実践学園高校の絶対的エース。ポストプレーからのフェイダウェイシュート、ペリメーターや3ポイントでのプレーをオールラウンドにこなすだけでなく、得意のドライブでも力強い突破を見せる。

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■（6）黒川虎徹（3年／東海大学付属諏訪高校／長野県）
「夏のリベンジへ…真価が問われる正統派PG」

　1年生の頃から東海大学付属諏訪高校のポイントガードを担う。今季はキャプテンを務める。流れを読む力に優れ、的確な判断とピンポイントパスで試合をコントロールする。

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■（7）横地聖真（3年／福岡大学附属大濠高校／福岡県）
「今大会にかける“眠れる獅子”」

　最大の武器は天賦の才ともいうべき身体能力の高さ。パワフルな1対1で得点を量産していくスコアリング能力は今大会でもトップレベルだ。

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■（8）蒔苗勇人（3年／明成高校／宮城県）
「迷いを断ちきり、這い上がってきた3年生シューター」

　明成高校のエースシューターがつける『背番号10』を背負う。アウトサイドシュートだけでなく、速攻の先陣を走り、リバウンドに絡み、ディフェンスでプレッシャーをかける。

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