2020.02.21

令和元年でインターハイ、国体、ウインターカップと3つの全国大会を制した桜花学園が祝賀会を開催

全国大会優勝の祝賀会で挨拶をする桜花学園高校の井上コーチ[写真]=バスケットボールキング
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 昨年夏に鹿児島で行われたインターハイ、そして桜花学園高校主体で臨んだ国民体育大会、さらには12月末のウインターカップと、高校バスケット界の3大タイトルを獲得した桜花学園高校(愛知県)。その功績を祝し、名古屋市内にて「優勝祝賀会」が行われた。

 大学、高校、中学の指導者や学校関係者、OGなどが多く参加した中、会の途中には選手を代表してキャプテンを務めた平下愛佳(3年)が挨拶。

「私たちの代では(東海新人大会決勝で)岐阜女子に負け、負けから始まってしまい、不安だらけのスタートを切ることになってしまいましたが、令和初の3冠を取るという目標を達成できて本当にうれしく思います。3冠を達成できたのは最高の環境でバスケットができたからだと思っています」と感謝の言葉を述べた。

 キャプテンの後には指揮を執る井上コーチが挨拶。約30年前、能代工業高校(秋田県)の故・加藤廣志氏との対談時の話を出し、「当時、加藤先生は30回ぐらい優勝していて、私はまだ2、3回。でも、加藤先生が『私の(優勝)記録を破るのはあなただよ』と言われて。半信半疑でそんなことはないだろうと思っていたけれど、段々と(優勝回数)30回に近づいてきて、加藤先生の記録を破りたいという意欲が出てきました。そしてそれを超えた時に加藤三彦先生と合わせた能代工業の58回も超えたいと思うようになりました」とこれまでを振り返った。

選手、スタッフ、卒業生を含めてみんなで記念撮影[写真]=バスケットボールキング

 現在優勝回数は能代工業の持つ58回を超えて67回。「その間にいろんな人にバスケットを教わってラッキーだったと思います」と井上コーチ。ドウェイン・ケイシー(デトロイト・ピストンズ)らの名前を出し、多くの指導者からバスケットを学んだことに感謝の意を表した。

 それでもまだまだ勝利への情熱は衰えることを知らず。今も若い指導者から新しいバスケットを教わっていると語り、「新しいものを取り入れて勝てるチームを作りたい。目標は70回」と気持ちを新たにしていた。

平下(右)と江村(左)の新旧キャプテン。昨年1年間で獲得した数々のトロフィー[写真]=バスケットボールキング

 新チームは既に始動。2月15、16日に行われた東海新人大会では、接戦となった岐阜女子高校(岐阜県)との決勝戦を制して優勝を果たした。好スタートを切ったチームは、まずは最初の全国大会であるインターハイに向けて、さらに加速していくだろう。