2020.12.23

福岡大学附属大濠が初戦を快勝。「選手たちの自信を確信に変えて上り詰めていきたい」(片峯聡太コーチ)

チーム最多の16得点を挙げた福岡大学附属大濠の針間大知(2年)[写真]=日本バスケットボール協会
取材歴17年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

「SoftBankウインターカップ2020 令和2年度第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の初日、男女の1回戦が行われた。武蔵野の森スポーツプラザでは第5試合に前回大会・男子準優勝の福岡大学附属大濠高校(福岡県)が登場。岡山県代表の岡山商科大学附属高校と対戦した。

 ガードの平松克樹(3年)のアシストから他の選手たちがバランスよく得点した福大大濠。開始約3分で10-3とリードすると、その後も攻撃の手を緩めず。最後は96-65で勝利した。

 試合後、「第3クォーターのところは相手の方が点を取れていたし、アジャストしきれなかったというのは反省点だったと思います。100点以上取って、(相手の得点を)50点に抑えるという采配をしたつもりでしたが、指導力不足で(選手たちの)対応力が遅れたと思います」と片峯聡太コーチは、21-24で終えた第3クォーターをはじめとした課題を口にする。

 それでも、「控えのメンバーが緊張せず自分の良さを出そうプレーしてくれたので、次のゲームに向けての力になると思います」と手応えもあったよう。

 その片峯コーチが1回戦の戦いで大事にしているのは「試合の“入りの3分”」

「しっかり走って、インサイドを中心にバスケットを組み立てていました。ディフェンスも最初の1本はやられましたが、そこから集中してアジャストできていたので、そういった意味では入りの3分は悪くなかったと思います」と言う。

「自分たちのやってきたことにどれだけ集中してできるか」と福岡大学附属大濠・片峯コーチ[写真]=日本バスケットボール協会

 今年はインターハイなどほとんどの大会が中止となったため、他チームのデータはもとより、自らの力を感じる場もなかった。

「しっかり練習してるから自信はあるけれど、それがどこで確信に変わってブレずにやれるか。そういったチームが今大会を勝ち抜いていくと思います。試合をしながらどれだけ学べるか。選手たちの持っている自信を確信に変えて上り詰めていきたいと思います」と片峯コーチ。

 あくまでも目標は日本一。6試合をどう戦うか、コロナ禍で観客や大人数の応援団もおらず、いつもとは違い「アドレナリンが出る環境ではない」ながらも、指揮官はしっかりと頂点への青写真を描いてている。

文=田島早苗

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