12月26日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。男子3回戦の計8試合が行われた。

　2回戦で桜丘高校（愛知県）との接戦を制した洛南高校（ブロック推薦 京都府）は、茨城県代表のつくば秀英高校と対戦。小川敦也を筆頭に4選手が2ケタ得点をマークした洛南が、最終スコア83－69でベスト8入り。東山高校（京都府）vs福岡大学附属大濠高校（福岡県）の注目カードは、米須玲音が17アシストとゲームを支配すると、西部秀馬が33得点をゲット。ムトンボ・ジャン・ピエールも23リバウンドとそれぞれが役割を遂行した東山が福大大濠を撃破。

福岡第一や報徳学圏なども準々決勝へコマを進めた [写真提供]＝日本バスケットボール協会

　正智深谷高校（埼玉県）は、同点で始まった第3クォーターを29－15と九州学院高校（熊本県）を突き放す。最終クォーターに相手の追撃に遭うも、リードを守り抜き、最終スコア81－76で8強入りを決めた。前回王者の福岡第一高校（ブロック推薦 福岡県）は、美濃加茂高校（岐阜県）を相手に38点差の完勝。北陸高校（福井県）も県立宇都宮工業高校に、最終スコア91－58で快勝した。

　他には、尽誠学園高校（ブロック推薦 香川県）や報徳学圏高校（兵庫県）などもベスト8入りを決めた。

■男子3回戦結果
洛南高校（ブロック推薦 京都府） 83－69 つくば秀英高校（茨城県）
東海大学付属諏訪高校（長野県） 92－100 報徳学園高校（兵庫県）
福岡大学附属大濠高校（福岡県） 65－94 東山高校（京都府）
九州学院高校（熊本県） 76－81 正智深谷高校（埼玉県）
福岡第一高校（ブロック推薦 福岡県） 96－58 美濃加茂高校（岐阜県）
県立宇都宮工業高校（栃木県） 58－91 北陸高校（福井県）
尽誠学園高校（ブロック推薦 香川県） 83－54 法政大学第二高校（神奈川県）
開志国際高校（新潟県） 0－20 仙台大学附属明成高校（ブロック推薦 宮城県）（試合なし）

■男子準々決勝 対戦カード
洛南高校（ブロック推薦 京都府） vs 正智深谷高校（埼玉県）
東山高校（京都府） vs 報徳学園高校（兵庫県）
尽誠学園高校（ブロック推薦 香川県） vs 北陸高校（福井県）
福岡第一高校（ブロック推薦 福岡県） vs 仙台大学附属明成高校（ブロック推薦 宮城県）