2020.12.28

仙台大明成が北陸を振り切り2点差勝利、東山の待つ決勝にコマを進める/ウインターカップ男子準決勝

明成を勝利に導いた越田大翔(右) [写真提供]=日本バスケットボール協会
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 12月28日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。男子準決勝第2試合において、北陸高校(福井県)と仙台大学附属明成高校(ブロック推薦/宮城県)が対戦した。

 明成は出だしから複数のゾーンディフェンスを敷いて北陸のオフェンスに的を絞らせない。それが奏功して北陸が得意とする外角シュートを狂わせ、第1クォーターを明成が19-14とリードを奪う。

 第2クォーターは互いにシュートを決められず重い展開となる。明成は越田大翔が4得点、北陸は土家拓大が5得点と、両チームの司令塔がチームを引っ張った。じりじりと点差を北陸が詰めていった北陸は第3クォーターに明成に追いつく。一進一退の展開が続く中、試合は最終クォーターに入っていった。

 第4クォーター、北陸は加藤大成、小川翔矢が3ポイントを決めて、リードを4点に広げた。この場面、明成は山﨑一渉が距離の長い“ディープスリー”を決めて追撃。残り41秒、明成の越田がフリースローを2本決めて逆転に成功した。北陸はその後の攻撃でシュートを決めることができずゲームセット。明成が60-58で北陸を振り切り、東山高校(京都府)の待つ決勝戦へコマを進めた。

 明成は越田が24得点、山﨑が16得点15リバウンド、山崎紀人が11得点を記録。北陸は小川が13得点、コナティ・モディボが13得点19リバウンド、米本信也が12得点、土屋が11得点4アシストも挙げるも1ゴール差で涙をのんだ。

■試合結果
北陸 58-60 仙台大学附属明成

北陸|14|12|18|14|=58
仙台大学附属明成|19|11|17|13|=60

※スコアはすべて速報値

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