ポスト
シェア
Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
速攻の先頭を走るなど、最後までチームをけん引した中部大第一の福田 [写真]＝伊藤 大允
7月29日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」男子準決勝が行われた。
第1試合は福岡大学附属大濠高校（福岡県）と東海大会優勝の中部大学第一（愛知県）が対戦した。
序盤、中部大第一はアブドゥレイ トラオレ（3年）の高さを生かした攻防で主導権を握ろうとする。それに対して福大大濠はリバウンドから早い攻めで対抗。ルーズボールでもイニシアティウを取るも、第1クォーターは15−12で中部大第一がリードを奪う。
第2クォーターも先行したのが中部大第一だったが、福大大濠は粘り強く付いていく展開。中盤になると、中部大第一のパス回しがスピーディーになり、そこからシュートチャンスを作って得手。一気に29−18とリードを広げていった。
後半、福大大濠はオールコートのディフェンスで活路を見出そうとする。アップテンポのなった試合展開のなか、中部大第一は福田健人（3年）、福大大濠は岩下准平（3年）らが得点。このクォーターは福大大濠が初めて20−18トリードを奪い、最終クォーターへ。
第4クォーター、10点前後のビハインドで中部大第一を追走してきた福大大濠だったが、次第にディフェンスでの足が止まりだし追撃ができない。最後は中部大第一が振り切る形で83−69で勝利。決勝戦にコマを進めた。
福大大濠は果敢なディフェンスからリズムを作ろうとした [写真]＝伊藤 大允
■試合結果
福大大濠 69－83 中部大第一
福大大濠｜12｜13｜20｜24｜＝69
中部大第一｜15｜23｜18｜27｜＝83
