2021.07.29

地元の帝京長岡が仙台大明成を破り初の決勝へ/インターハイ2021準決勝

帝京長岡の島倉欧佑(中)は23得点で勝利に貢献 [写真]=伊藤 大允
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 第2試合は地元の帝京長岡高校(新潟県)と昨年のウインターカップ王者、仙台大学附属明成高校(宮城県)が対戦した。

 互いにお互いの出方を探りながらの立ち上がりとなるも、12−12の場面から仙台大明成は菅野ブルース(3年)の3ポイントなどで、一気に19−12とリードを広げる。対する帝京長岡は粘りを見せて食らいつき、第1クォーターは17−19と2点ビハインドとする。

 第2クォーター、山﨑一渉(3年)などのシュートでリードを広げた仙台大明成に対し、帝京長岡はコネ ボウゴウジィ デット ハマード(2年)中心に追い上げを図り、残り4分28秒には28−28と同点に追いつく。その後、一進一退の展開となるが、残り1分で点数を重ねた帝京長岡が38−35として前半を終了した。

 後半、帝京長岡がコネのインサイドでジリジリとリードを広げる。それでも仙台大明成は八重樫ショーン龍(2年)の3ポイントなどで追いつき、第3クォーターの終盤でもともに抜けきれない。

 59−58と仙台大明成の1点リードで始まった最後の10分、リードチェンジを繰り返し、互いに点を取り合う。残り1分を切ったところで大月舜(3年)の3ポイントが決まり、74−73と帝京長岡が逆転。その後、仙台大明成は山﨑(一)のジャンプシュートがリングに弾かれ万事休す。帝京長岡が初のインターハイ決勝進出を果たした。

体を張ったボックスアウトでサイズの不利を補った帝京長岡 [写真]=伊藤 大允


■試合結果
帝京長岡 75-73 仙台大明成
帝京長岡|17|21|20|17|=75
仙台大明成|19|16|24|14|=73

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