2021.08.13

準々決勝屈指の好カードは京都精華学園が勝利/インターハイ2021準々決勝

1年生ガードの堀内桜花は、14得点以外にもボール運びやパスで試合の流れをチームに引き寄せた[写真]=伊藤 大允
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 8月13日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子準々決勝が行われた。

 第3試合は京都精華学園高校(京都府)と明星学園高校(東京都)の近畿・関東の強豪が対戦。

 試合開始から激しい攻防を見せる両者。クォーター後半から京都精華学園はローポストをうまく使い点差を広げ、22−15とリードして最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーター、流れを変えたい明星学園はダブルチームを絡めたディフェンスを仕掛け、京都精華学園の得点を止める。このまま追いつきたいところだったが、肝心のシュートがなかなか入らず、点差を縮めるには至らず。30−24の京都精華学園リードで試合を折り返した。

 試合後半に入り、試合はこう着状態に。両チーム決め手に欠き、44−36で運命の第4クォーターへ。開始直後、明星学園はバックコートから激しいディフェンスを仕掛ける。これがはまり、明星学園は試合時間残り6分、ついに逆転を果たす。しかしここで明星学園はアディクペ エスター(3年)が5つ目のファウルを取られ、2人の留学生選手がファウルアウトの苦しい展開に。それでもオールコートでのディフェンスを続ける明星学園に対し、京都精華学園は堀内桜花(1年)の突破力が光る。イゾチェ ウチェに(2年)にボールを集め身長のミスマッチを突くと、再逆転から点差を広げて勝負を決めた。

準々決勝屈指の好カードは76−60で京都精華学園が勝利。明日は聖カタリナ学園高校(愛媛県)と桜花学園高校(愛知県)の勝者と対戦する。

■試合結果
京都精華学園 76-60 明星学園
京都精華学園|22|8|14|32|=76
明 星 学 園|15|9|12|24|=60

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