2021.08.14

ともに接戦を制して大阪薫英、桜花学園が決勝進出/インターハイ2021【準決勝】

逆転勝利で喜びを噛みしめる大阪薫英のメンバー [写真]=伊藤 大允
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 8月14日、新潟県新潟市で「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)女子の部」が開催され、新潟市東総合スポーツセンターで準決勝が開催。2試合ともに最後まで勝敗の行方がわからない大熱戦が繰り広げられた。

 第1試合の岐阜女子高校(岐阜県)と大阪薫英女学院高校(大阪府)の対戦は、スタートダッシュに成功したのは大阪薫英だったが、第1シードの岐阜女子も譲らず、第2クォーターから一進一退の展開に。試合は第4クォーター残り50秒、大阪薫英の宮城楽子(3年)が逆転の3ポイントシュートを沈めて、そのまま逃げ切った大阪薫英が2011年の秋田大会以来、10年ぶりに決勝進出を果たした。

 桜花学園高校(愛知県)と京都精華学園高校(京都府)の第2試合も最後まで大接戦に。互いに譲らず、どちらかがリードを奪えば追いつく展開は試合終了まで続いた。勝負を決めたのは桜花学園の朝比奈あずさ(3年)。63−63の同点の場面、時計は残り2秒、朝比奈がファウルを受けながらシュートを決めて、バスケットカウント。朝比奈は続くフリースローもきっちり決め、チームを決勝戦に導いた。

 決勝戦に駒を進めたのは大阪薫英と桜花学園。ともに伝統校だが、意外にもインターハイの決勝では初めて顔を合わせる。新潟市東総合スポーツセンターで9時30分、ティップオフ予定だ。

■女子準決勝結果
岐阜女子(岐阜県) 56−57 大阪薫英女学院(大阪府)
桜花学園(愛知県) 66−63 京都精華学園(京都府)

■女子決勝の組み合わせ
大阪薫英女学院(大阪府) vs 桜花学園(愛知県)

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