高校バスケ界2大大会の一つ、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」女子の部が、8月10日から15日にかけて開催された。

　大会初日に抜群の存在感を放ったのがアレセイア湘南高校のジャファリ伶奈だ。1回戦で相対した県立小禄高校との試合で36得点に加えて28リバウンドと躍動し、輝きを放った。1回戦から全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。

　インターハイ2021の女子1回戦から決勝までにおける、1試合あたりの個人得点ランキングを以下にまとめてみた。

■インターハイ2021 女子1試合個人得点ランキング
1位：36得点 ジャファリ伶奈（アレセイア湘南／1回戦・県立小禄戦）
1位：36得点 アダム・アフォディヤ（明星学園／3回戦・県立熊本商業戦）
3位：34得点 イゾジェ・ウチェ（京都精華学園／2回戦・浜松開誠館戦）
4位：33得点 アググア・チカ・チュクウ（岐阜女子／2回戦・鎮西学院戦）
5位：32得点 前田紫音（県立熊本商業／1回戦・県立下妻第一戦）
6位：31得点 森岡ほのか（札幌山の手／2回戦・大阪桐蔭戦）
7位：30得点 都野七海（大阪薫英女学院／1回戦・龍谷富山戦）
7位：30得点 アググア・チカ・チュクウ（岐阜女子／3回戦・八雲学園戦）
7位：30得点 ディマロ・ジェシカ（京都精華学園／3回戦・鵬学園戦）
10位：29得点 上野心音（聖和学園／1回戦・県立佐賀北戦）

　アレセイア湘南高校のジャファリ伶奈とともに1位タイに輝いたのは、明星学園高校のアダム・アフォディヤ。3回戦の県立熊本商業高校を相手に36得点をマークし、準々決勝へコマを進めた。京都精華学園のイゾジェ・ウチェは、2回戦で34得点を記録して3位にランクイン。3回戦、準々決勝でも20特典以上を記録し、チームの準決勝進出に貢献した。

　4位には2回戦で33得点を挙げた岐阜女子高校のアググア・チカ・チュクウがランクイン。続く3回戦でも30得点をマークして準決勝へ進むも、惜しくも1点差で敗れて今大会を終えた。