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京都精華学園が奈良文化を圧倒してベスト4へ駒を進めた［写真］=田島早苗
7月30日、香川県で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）女子の部」の準々決勝が行われ、京都精華学園高校（京都府）が奈良文化高校（奈良県）と対戦した。
序盤は互いになかなか得点を奪えない展開のなか、試合開始から約2分が経過したタイミングで京都精華学園のイゾジェ ウチェが3点プレーを決めて試合を動かす。その後も固い守備とウチェを中心とした攻めで京都精華が試合を優位に進め、第1クォーターを21－10と11点リードで終えた。
インサイドで奮闘した奈良文化の泉都［写真］=田島早苗
後半は京都精華学園の攻勢がさらに加速。インサイドだけでなく柴田柑菜の3ポイントなども生まれ、守っては奈良文化の得点を9点に抑えるディフェンスを披露。62－29と33点差で最終クォーターへ。
最後の10分間、積極的な守備で点差を縮めにかかる奈良文化に対し、京都精華学園は得点ペースが落ちることに。それでもインサイドの強みを生かして着実に得点を積み重ね、相手に追いつくことは許さず。結局、最終スコア80－43で京都精華学園がベスト4進出を決めた。
京都精華学園はウチェが33得点14リバウンド、八木が13得点13リバウンドとともにダブルダブルを達成。柴田は4本の3ポイントを含む18得点をマークした。
■試合結果
京都精華 80－43 奈良文化
京都精華｜21｜13｜28｜18｜＝80
奈良文化｜10｜10｜9｜14｜＝43
