2022.07.30

福岡第一が洛南に26点差勝利…準決勝では藤枝明誠と対戦/インターハイ2022

司令塔として躍動した福岡第一の轟 [写真]=伊藤 大允
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 7月30日、香川県の高松市総合体育館会場で「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)男子の部」の準々決勝が行われ、福岡第一高校(福岡県)が洛南高校(京都府)と対戦した。

 福岡第一は轟琉維が鋭いドライブからレイアップを沈め、先制点を獲得。激しいディフェンスで洛南の得点を抑えつつ、アピアパトリック眞や城戸賢心らの加点により、9-0のランに成功する。その後も主導権を譲り渡すことはなく、第1クォーターを20-12と8点差で終える。

 続く第2クォーターの立ち上がりは、互いの好守により得点が伸び悩む展開に。福岡第一は洛南の辻永遠らに得点を奪われながらも、中村千颯の3ポイントやなどで追いつくことは許さず、37-26と11点リードで後半へ。

激しい守備に苦しみながらも得点を重ねた洛南の星川 [写真]=伊藤 大允


 後半の立ち上がりも、平岡倖汰や小田健太らの得点で福岡第一が試合のペースを握る。しかし、第3クォーター中盤以降はシュート精度に苦しみ、三浦健一の3ポイントなどで洛南の連続得点を許す展開に。それでも終盤には持ち直し、55-40で最終クォーターへ。

 最後の10分間も福岡第一はハードな守備を一切緩めず。残り時間4分22秒にはムスタファ ンバアイの得点で点差を22点まで広げる。その後も主導権を握り続けた福岡第一は、最終スコア84-58で洛南に勝利。藤枝明誠高校(静岡県)の待つ準決勝へと駒を進めた。

 福岡第一は中村が4本の3ポイントを含む16得点、城戸が15得点、轟が13得点と続いた。一方、洛南は三浦が4本の3ポイントを含む24得点、星川開聖と天野幹也がともに10得点を挙げるもベスト8敗退となった。

■試合結果
福岡第一高校 84-58 洛南高校
福岡第一|20|17|18|29|=84
洛  南|12|14|14|18|=58

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