2022.12.31

今大会の1試合個人得点ランキング…冬の祭典を盛り上げたスコアラーを紹介/ウインターカップ2022女子

首位に立ったのは東海大福岡のアミナタ [写真]=バスケットボールキング
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 12月23日から開催された「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が29日に閉幕。女子の部は京都精華学園高校がインターハイに続き、頂点に輝いた。

 前回大会の最多得点は、慶進高校の大脇晴(現東京医療保健大学)が1回戦で記録した51得点。50得点超をマークしたのは大脇のみにとどまったが、今大会では2名が同記録を達成している。ウインターカップ2022の女子1回戦から決勝までにおける個人の得点ランキングを以下にまとめてみた。

■ウインターカップ2022 女子1試合個人得点ランキング
1位:57得点 ファール アミナタ(東海大学付属福岡高校/準々決勝・東海大学付属諏訪高校戦)
2位:54得点 アイエビドゥン グレイス(倉敷翠松高校/1回戦・大分高校戦)
3位:42得点 ロー ジョバ(慶誠高校/1回戦・大阪体育大学浪商高校戦)
4位:41得点 森岡ほのか(札幌山の手高校/1回戦・三田松聖高校戦)
5位:40得点 上野心音(聖和学園高校/1回戦・埼玉栄高校戦)
6位:36得点 伊藤希(県立足羽高校/2回戦・鵠沼高校戦)
7位:35得点 イゾジェ ウチェ(京都精華学園高校/決勝・札幌山の手高校戦)
8位:32得点 岡井遥香(札幌山の手高校/準々決勝・千葉経済大学附属高校戦)
8位:32得点 緒方梨乃(大分高校/1回戦/倉敷翠松高校戦)

 首位に君臨したのは、準々決勝の東海大諏訪戦で57得点と大暴れしたファール アミナタ(東海大福岡)。得点に加え24リバウンドを奪うなどゴール下で圧倒的な存在感を放ち、同校をベスト4に導いた。

 2位は1回戦で54得点をマークしたアイエビドゥン グレイス(倉敷翠松)。試合は89-87で倉敷翠松が制し、2回戦も突破する原動力となった。3位のロー ジョバ(慶誠)は1回戦でフル出場し、合わせて29リバウンドもマーク。まだ1年生ということもあり、今後の成長には期待が寄せられる。

 4位以下には札幌山の手のエース・森岡ほのかを筆頭に、多くの日本人選手がランクイン。また、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子の部で、1試合個人得点ランキング1位に輝いたイゾジェ ウチェ(京都精華学園)は今大会の決勝で35得点を挙げ、同校の冬制覇に大きく貢献した。

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