2021.10.30

Bクラブユース最強が決定!磐石な試合運びでレバンガ北海道U18が優勝

大黒柱らしく体を張った活躍を見せた内藤耀悠(右)[写真]=B.LEAGUE
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 10月30日、 「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2021」の2日目が墨田区総合体育館で開催。5位決定戦の3試合、準決勝の2試合、3位決定戦、決勝の計7試合が行われた。

 5位決定戦に出場するのは29日の準々決勝で敗退した4チーム。5位の座をかけて戦うのは、大阪エヴェッサU18を下した宇都宮ブレックスU18と、広島ドラゴンフライズU18に勝利した千葉ジェッツU18となった。両者ともダブルヘッダーでこの試合を迎え、疲労も残っていたものの、宇都宮の西村月冴が27得点と大爆発。チームも最大20点差をつけるなど終始優位に立ち、最終スコア70-53で宇都宮ブレックスU18が5位に入賞した。

 準決勝では、29日の激戦を勝ち抜いた4チームが対戦。それぞれ名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18が三遠ネオフェニックスU18、レバンガ北海道U18が横浜ビー・コルセアーズU18と戦った。

 名古屋Dは序盤こそ相手の後塵を拝していたものの、佐藤遼乙の活躍などで第3クォーターに11点のランを繰り出し、逆転に成功。その後、最大で点差を18点まで伸ばすなど積極的に攻め、主導権を譲らずタイムアップ。63-55で決勝進出を決めた。一方、北海道は前半を同点で終えたが、第3クォーターに相手を突き放すことに。4選手が2ケタ得点と抜群の攻撃力を発揮し、後半は横浜に追い上げを許さずタイムアップ。最終スコア78-60で決勝にコマを進めた。

 3位決定戦では横浜ビー・コルセアーズU18と三遠ネオフェニックスU18が激突。この試合では、横浜が第1クォーターだけで35得点を奪うなど絶好の立ち上がりを見せると、そのまま相手に一度もリードを奪われることなく試合を運び、圧倒的な戦いぶりで完勝。個人成績もジェイコブス晶が34得点10リバウンドをマークしたほか、4選手が2ケタ得点を記録するなど実力を惜しみなく発揮した。

 決勝では、レバンガ北海道U18が名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18と対戦。立ち上がりから北海道が大黒柱の内藤耀悠を中心にリードを得ると、そのまま10点前後の点差を維持し、相手に背中をつかませない。49-43で迎えた後半では立て続けに3ポイントシュートを許し、点差を縮められるが、内藤らが得点を重ねてチームを立て直す。その後は互いに得点を奪い合うが、最後まで北海道がリードを守り、92-79で勝利。レバンガ北海道U18が栄冠を手にした。
 

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