7月9日(現地時間8日)にエジプトのカイロでFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017の9-12位決定戦が行われ、男子U19日本代表チームがエジプト代表と対戦した。
日本は、開始2分6秒に西田優大(東海大学1年)の3ポイントシュートで初得点を記録。序盤は拮抗した展開となったが、残り4分44秒から3連続得点を許すと、12-17で最初の10分間を終えた。続く第2クォーターも追いかける時間が続き、点差を縮められないまま28-33で終了した。
第3クォーターは八村塁(ゴンザガ大学1年)を中心に攻めこみ、徐々に点差を詰める。すると、残り3分53秒からシェーファーアヴィ幸樹(ブリュースターアカデミー)の得点や、杉本天昇(日本大学1年)の3ポイントシュートが決まり、逆転に成功。3点リードで迎えた第4クォーターは開始1分21秒に再び試合をひっくり返されたが、残り3分42秒から西田、八村が連続得点を挙げてリードを奪う。しかし、同21秒から立て続けにシュートを決められ、試合は64-64の同点で延長戦に突入した。
5分間の延長戦はなかなかシュートが決まらず、開始1分42秒に増田啓介(筑波大学2年)がフリースローから初得点を記録。さらに、試合終了残り2分2秒に三上侑希(中央大学2年)が3ポイントを沈めると、増田、八村も得点を積みあげ、同1分7秒で71-64と抜けだす。同7秒に1点差まで詰め寄られたが、直後に与えられた2本のフリースローを八村が確実に決め、最終スコア76-73で試合終了。日本が開催国、エジプトとの激闘を制し、9位決定戦へ駒を進めた。
【試合結果】
■日本代表 76-73 エジプト代表(@カイロ、エジプト)
JPN|12|16|19|17|12|=76
EGY|17|16|11|20| 9|=73