7月9日にエジプトのカイロで行われたFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017の9位決定戦で、男子U19日本代表チームがプエルトリコ代表に67-68で敗れた。
負傷の西田優大(東海大学1年)に代わって先発出場した杉本天昇(日本大学1年)は試合後、「『自分がやる』という強い気持ちで臨んだ」との言葉どおり、15得点8リバウンド4アシストの大活躍。1点ビハインドで迎えた試合終了残り21秒にドリブルからジャンプシュートを沈めたプレーについて、「自分がカットインして、三上(侑希/中央大学2年)さんか(八村)塁(ゴンザガ大学1年)さんに打たせる選択肢がありましたが、自分のシュートを選びました」と振り返りつつ、「結果的に負けてしまったので、もっと自分のスキルを伸ばしたいです」と向上心をのぞかせた。
また、「合宿で一緒にいる時間が長く、毎日が充実した日々でした」と、ここまでともに戦った仲間との代表活動を回想し、「一人ひとりの個性が強く、一緒にプレーできて楽しかったです。日本の良さは団結力だと思いますし、この12人でこの舞台に立ったということは自分にとって財産です」と話した。
杉本は日本大での活動に戻り、9月から始まる関東大学バスケットボールリーグ戦に挑む。「この場でプレーしたことを無駄にしないようにしたいです」と語り、「将来的には日本を代表するプレーヤーになりたいと思ってるので、努力を怠らず、またこの場に帰ってきたいと思います」と今後に目を向けた。