アクシデントを乗り越えMIP受賞、16得点の比江島慎「ペイント内にアタックできた」

第1ピリオド途中に出血により交代したが、後半から復帰した比江島 [写真]=小沼克年

 7月30日に青山学院記念館でバスケットボール男子日本代表国際強化試合2017第2戦が行われ、「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームがウルグアイ代表と対戦。第1ピリオドで1点のビハインドを背負ったが、第2ピリオド以降は相手を上回る得点を挙げ、最終スコア72-57で快勝した。

 チームトップの16得点をマークした比江島慎シーホース三河)が第2戦のMIPに選出。比江島は第1ピリオドの残り4分21秒、接触プレーによる出血で途中交代を強いられたものの、後半からコートイン。積極的にゴール下へ切りこむだけでなく、正確なシュートで日本の攻撃をけん引した。

 比江島は試合後のヒーローインタビューで、「(今日は)ペイント内にアタックしようと心掛けた。それができて個人的には良かったと思う」とコメント。第1ピリオドでのアクシデントは「血が出ちゃいました」と口にし、大事には至らなかったことをアピールした。

 日本代表は今後、スペイン遠征を経て、8月8日に開幕するFIBA ASIAカップに臨む。日本のエースは「(スペイン遠征で)試合があるのでさらにレベルアップしたい。2020年東京オリンピックまで時間がないので、しっかりとチームを作って内容、結果にこだわっていきたいと思う」と意気込みを語った。

モバイルバージョンを終了