本領発揮を目指す富樫勇樹「持ち味を出せばチームを助けられる」

富樫勇樹(千葉ジェッツふなばし)は、より自分らしいプレーを目指す [写真]=日本バスケットボール協会

 8月8日にレバノンのベイルートで開幕したFIBA ASIAカップ2017で、グループDに所属する「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームが予選リーグを2勝1敗の2位で通過。日本バスケットボール協会(JBA)は公式Facebookをとおして、15日(現地時間14日)に韓国とのベスト8決定戦に臨む選手のコメントを発表した。

 予選での3戦すべてに先発出場し、1試合平均7得点3アシストを記録している富樫勇樹千葉ジェッツふなばし)は、「チームを意識するのはもちろんですが、自分の色を全く出せていません」と自身の出来を振り返る。「いろんなことを考えすぎてしまっています。昨日の試合前には、佐古(賢一)アシスタントコーチにも『ちょっと考えすぎだ』と言われました」と明かし、「プレー自体が悪いわけではないですが、もう少し自分の持ち味を出していった方がチームを助けられると思います」と奮起を誓った。

 韓国戦については「こんなところで負けていたら、東京オリンピックもかなり遠い存在になってしまいます」と危機感を口にし、「アジアの中では常にベスト4には入れるように、上を目指して戦っていきたいです」と語った。

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