2017.11.23

W杯出場を目指す男子日本代表、指揮官は初戦のフィリピンを「危険なチーム」と警戒

男子代表の指揮を執るフリオ・ラマスHC[写真]=fiba.com
バスケットボールキング編集部。これまで主に中学、高校、女子日本代表をカバーしてきた。また、どういうわけかあまり人が行かない土地での取材も多く、氷点下10度を下回るモンゴルを経験。Twitterのアカウントは @m_irie3

 11月24日に行われる『FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選』フィリピン戦に向け、“AKATSUKI FIVE”男子日本代表が試合会場となる駒沢体育館で直前練習を行った。

 練習後、メディアに対応したフリオ・ラマスヘッドコーチは、「明日、我々にとって、ワールドカップ出場に向けての戦いの日々が始まる」とコメント。「フィリピン戦は大事だが、難しい試合とも言える。しかし、できるだけベストなプレーをして勝ちたい!フィリピンはオフェンシブなチームで、カウンターアタックを得意としており、3ポイントシュートも決めてくる。得点能力に優れており、短い時間でも大量得点が可能な危険なチームだ」と、対戦相手を分析した。

[写真]=日本バスケットボール協会(JBA)

 さらに、今回選ばれた12名について、「今回のフィリピン戦とアウェーのオーストラリア戦のための選手を選んだ。代表のユニフォームを着てプレーするのであれば言い訳は必要ない。選ばれたからには全力で戦ってもらう。そのための準備はしてきたつもりだ」と、自信に満ちた表情で語るラマスHC。決戦に向けての機運が高まってきた。

 『FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選』は明日19時にティップオフ予定。東京オリンピック出場のためには来年のワールドカップ出場が必須と言われているだけに、五輪出場への第一歩を記すこととなる。

文=入江美紀雄

FIBAワールドカップ1次予選対戦表

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